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『「入れ歯」が幸せにするあなたの人生』
この本は、歯をなくして総入れ歯になったことをチャンスとして、もう一度自分の人生を振り返り、そこから何かを学び、残りの人生を《健康で、豊かで、幸せと愛に満ちた》ものにするための本です。
「歯に愛をそそげば、幸せになる」この言葉がピッタリする本です。
「十年早く先生に会いたかった。そうすれば今日までの十年、もっと楽しく充実した人生を送れたのに」と涙を流しながら感謝されたこともありました。
「死んでしまいたい」が口癖だった82歳のおばあちゃんが、こんなに楽しいのなら「生きなくては損だ」と言い始め、最終的な入れ歯が入ったときは涙を流して喜んでくれました。
ひざが悪いおばあちゃんが、相模原から葛西まで乗り換え2回で往復4時間、治療時間に2時間の合計6時間を半年続けられました。おばあちゃんもそうですが、付添いの娘さんにも感心させられました。母と娘の本当の愛を感じた治療でした。
本を書くとき、《治ることばかり》書いてはダメでした。本の中で《治る人に変わって来院していただく、本気の人のみ治療する》ことを書いていないとパニックになることを学びました。
それを裏付けるように、整体治療の大家・三枝先生から紹介された患者さんは全員よく治るのです。
何故、治るのでしょうか？そもそも三枝先生の治療を受けること自体、選ばれた人たちです。それに本気の人たちで、整体の指導・治療を受け、身も心もよくなり、残っているのは歯の調整だけだからです。
《治りたい人しか、治せない》。しかし、治りたいと言いながら、《実は治りたくない》人が多いのです。
最近の私は、自分が治したいと思う人しか治療をしません。
お互いに選ばれていると感じることができる人、治りたい人は、まるで奇跡のように治ります。
西村歯科医院では、毎日奇跡が起こっているのです。
多くの学会･講演･研修をこなしてきましたが、あまりにも忙しく、「自分の時間を持ちたい」「仕事に専念したい」と思い、ほとんど全ての外向きの行動を控えました。
そして日常臨床で多くの患者さんを治していくうちに、心の問題の大きさが歯科治療の妨げになっていたり、人生を暗く苦しく辛いものにしている現実に突き当たりました。
そこで、自分の成長のために精神世界を長く旅してきた私の経験が人のお役に立つならばと思い、書いたのが『もっと劇的にもっと楽にあなたは変われる』です。
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