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- コーチング - 西村雅興 [2007年2月8日(木)]
Re:コーチング - そぶべい [2007年2月12日(月)]



コーチング
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2007年2月8日(木)
コーチング

今日は祖父江さん、最後の2本は見事な打ちだった。
あの腰の入った打ちが何時も出来るように、打込みで体にしみ込ませる事です。
教えた瞬間、あの面が出た!
西村も嬉しい限りです。

コツはヘソを相手の胴にぶつける。
誰もが竹刀で早く面に当てたい。
そこで手元が浮いたり、体から離れる。
・・・しゅうこうの身(手の短い猴の動き)、手の短いサルは先ず得物に体を近づけてから手を出す。
   このサルの動きが大切です。
   『打つと思うな!身を寄せろ!』です。
その瞬間に体の力は竹刀に伝わらなくなる。
手は足の3倍速く動く。
体が2/3出たところで右足をグッと出し、その瞬間左拳が竹刀を押し出しが打って出る。
その瞬間までは両肘の内側が軽く胴に接触している。
つまり手元と竹刀は腰に乗せておくことです。
ここの我慢比べが剣道です。

基本的にはゆっくり右足を滑らしながら攻め入り、相手が色を見せた瞬間体をぶつける様にして『斬る!』と思う。
「参った!」と言って、相手は頭をさし出すして斬られに来る。
この瞬間『斬る!』と思えば手は勝手に、一番合理的に動いている。
竹刀で打とうと意識したとたんに、右の三角筋と上腕二頭筋が竹刀を引き上げにかかる。
斬る・・この瞬間、両手で相手を拝み倒せば、手は勝手に竹刀を動かしている。
    打ち切った瞬間は左拳は鳩尾の高さになっている。
    その時、両手は手首の軽く絞り込まれ、中筋の効いた『斬り手』になっている。
    竹刀は身の内に納まっている。

打つ・・この瞬間、竹刀を動かそうと意識が働き引き上げの筋肉を使ってしまう。
    左拳は喉元の高さになって、竹刀の先は面布団に触りに行くだけに終わってしまう。



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