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- 全剣連合同稽古 - 西村雅興 [2007年5月15日(火)]
御礼 - 田井 [2007年5月16日(水)]



全剣連合同稽古
西村雅興
2007年5月15日(火)
全剣連合同稽古5/14

今日は体調は万全だ!
(盛岡では幼稚園児の遠足前の様な興奮で寝つけなかったが。)
原田先生から連絡がなかったが一応武道館へ行った。
来られなかったので、昨日の疲れが心配だ。

さて、原田先生がいないと面を着ける気がしない。
礒ちゃんがいたので6:45から稽古をすることにした。
前回の全剣連合同稽古もそうだったが、やけに先生方の心が見える。
立派と言われる先生、高名な先生方も結局は竹刀の叩き合いをしている。
(中には尊敬すべき先生もおいでだが)
稽古をお願いしたいと思わない。
長堀先生が面をはずされていた。
「俺は今日この稽古を忘れて、朝稽古に行ったので、さすがに日に2回はキツイ!」
と言って居られたが、20年位前に会ったときと変わらない元気さだった。

田井さんの稽古を見た。
教士八段に対し一歩も引けを取らない稽古ぶりだ。
本当に田井さんかと思い、垂れの名前を再度確認した。
それでも、西村の知っている田井さんの剣道とは違う。
右足の二度出しの攻めを見てやっぱり田井さんだと思った。
我慢も良し、剣風に位があり・・・なるほど七段になっただけのことはある。
田井さんが七段ならば相手も七段だ。
相手が八段ならば田井さんも八段だ。

6:45から田井さんと稽古をした。
チョット勝手が違った。
剣道が変わっていた。
足の攻めに体が落ちない。
大きな思い切った面が出る。
申し分ないと思った。
後は、原田源次先生の剣道教本ビデオを見て、肩から腕が落ち左手の納まりが良くなるともっと化けると思った。
そこを研究していただきたい。・・・島亮さんが持っていると思うから。

嶌ちゃん
やっと面打ちの基本が判った様ですね。
これはコツを教えて貰うまで20年やっても気がつきません。
復習をします。
1--胸を開き肩を引き(肩甲骨を寄せる)、左手の拳は原田源次先生流にヘソの下に納めておくこと。
2-右足を滑らしスッと体を進める・・・ここで滑落の原理が働く。
 心は「打ってみませんか!」と念仏を唱え相手に心で呼びかけること。
・(体が前に落ちない為には右足の中ほどまで左が寄っていること)
・(上に引き上げた体を少し沈め膝にゆとりを持たせ、いつでも体を押せる様に床を掴んでおくこと)
3-相手がこの攻めは入りに色を見せたら(反応したら)、この瞬間左足の押し出しを強くし右足を思 いっきりガバッとだし、左肩が前に出て左拳を一瞬に前に突き出す。
4-目標は相手の咽へ斬る。・・・決して打つとは思わないこと。
5-相手の色が見えたら(取った!!!!!!!)と思い、その意識に反射的に乗って『斬る!』の一 念で前に出る。
 左手の押し出しの後、次の瞬間右手拳が相手の咽を突き破るように右手を押し出す。
 この瞬間息は吐ききり両肩は内側前方に入ってきて、肩が胸を掴むように(肩甲骨は最大に広がり 前に出る
・この動き時は右手で竹刀を振りかぶろうとはしません。
・右手が引気上げるのは、無意識の打ちではなく、頭が打つと決めて打とうとすると、右手の上腕二 頭筋と肩の三角筋が働いてしまいます。
6-相手の色が見えるまで左手を動かさない我慢の修業が剣道の修業です。
 西村は原田源次先生とここを稽古をしています。・・・一瞬の我慢比べ
7-幸い・・・嶌ちゃんは相手の心の変化の一瞬をとらえる感性はピカ一です。
 1〜7をプリントして、垂れの中にお守りとして入れておいてください。

今日打った数本は最高の面打ちでした・・・これが面打ちです!



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