剣道は楽しい物です、そして奥深いものです 剣道をするのも楽しいですが、剣道の研究も楽しいものです。 さて、剣道愛好家に一つの良い提案をしてみたいと思います。 かって、西村は津本陽の柳生兵庫助1〜8巻の中から剣道の極意を抽出して書きました。 先日、全剣連も津本陽を講師で講演を依頼しました。 最近、この本の漫画版(コミック)を偶然読みました。 非常に良く描けています・・・特に柔術的な動き、体の捌き等は見事に描かれています。 そこで、もう一度、文芸文庫の文庫版の1〜8巻を読もうと思いました。 何度も色を変えたペンで、マーカーでポイントに線を引きました。 しかし、散逸してまとまって手元にありません。 そこで、ブック・オフへ行って買おうと思いました。 文庫本は揃っていませんでした(これは1冊105円位です)。 しかし、毎日新聞社版のハード装丁の本が全巻まとまって有りました。 本来定価は1097円ですが、一律600円でした。 一昨日、全巻買ってきました。 そこで、文章と漫画で何度も読み返しながら鉛筆でマークをしながら読んでます。 文庫本より大きい為かゆっくりとしっかりと読めるような気がします。 前回、西村は剣術的ポイント・秘伝を重点的に押さえて読んだのですが、漫画では映像的に面白い部分が漫画になっています。
文章と漫画と卓越した描写力による映像は西村を新たな剣術の世界へ引き込んでくれています。 漫画(コミック)の映像は身体動作の一瞬を見事に描いていて、大変参考になります。 皆さん!楽しんでみては如何でしょうか。 そこから、目からウロコの様な発見が有りましたら、書き込んで下さい。 この本を読んだら、さらに『真剣』を読むと剣道・西村書き込みの世界がさらに見えてきます。
尚、アマゾン等では古本が安く手に入ります。 一度検索してみる価値が有ります。
柳生兵庫助 津本陽著 文庫版 文春文庫 ハードカバー 毎日新聞社 柳生兵庫助 SPコミックス リイド社 (原作*津本陽 著者*とみ新蔵)
津本陽の柳生兵庫助を読み、とみ新蔵の理解した柳生兵庫助を見ながら、自分の頭のなかで剣術を楽しんで下さい。 現代剣道の礎になる多くのヒントが有ります。 特に六段を目指すあたりの人には必見です。
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