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- 原田源次語録その20 - 岩崎敬郎 [2008年4月9日(水)]
それが邪魔をする!!!! - 西村雅興 [2008年4月12日(土)]



原田源次語録その20
岩崎敬郎
2008年4月9日(水)
原田先生の呟く言葉を書き込みしていましたが
だいぶお休みをしていました。
皆さんに御披露しないで岩崎の秘密にしておこうと思っていた
わけでは有りませんが・・・・・。(本当は秘密にしておきたい。笑)

4月5日は福島での東北合同稽古会
片道4時間のドライブ。
その間に昔話やら体の事やら
本年の岩手県の運営の事やら
その他諸々。

後ろには同じ二戸市剣道協会の松尾六段が同乗。

「あのなぁ、間は天性のものがあるなぁ。」
「はぁ・・・・。」
「あの子はそれを持っている。過去にもそう言う奴が一杯いたなぁ。」

あの子とは今年福岡高校に入学した女の生徒のこと。
今年も元気な新入生が男女会わせて7名入部。
入学式前から剣道部の練習に参加。
頼もしい事です。
岩崎と原田先生とその練習を見ていたときの感想でした。

岩崎「天性の間合いを持っていない人間はどうすれば良いのですか。」
先生「あのなぁ、訓練である程度まではいくよ。
   でも訓練でどうしても超えられないところがでてくる。
   それが天性の間合いを持っているものの強みなんだなぁ。」
岩崎「はぁ・・・・。」
先生「明石も、福田も(高校時代東北チャンピオン、日大副主将)、
   坂松も(元神奈川県警、18歳で全日本ベスト8)みんな
   独特の間合いを持っていたなぁ。そういう奴は人とチョット
   違うところで逃さず打ちを出していた。それが溜であったり
   出頭であったり、鎬であったりしたなぁ。」
岩崎「間って言うのは相手との距離ですかねぇ」
先生「それも有る。しかし、それだけではないなぁ。」
岩崎「心の間ですか。」
先生「それもあるなぁ。」
岩崎「そのほかには?」
先生「時間の間もある。」
岩崎「時間の間ってなんですか。」
先生「時差というか、引き出しというか、崩しというか。」
岩崎「どれなんですか。」
先生「どれもだな。でも打ち間をつかむと言う事は
   訓練次第である程度つかめるが、最後の最後のところで
   物を言うのは天性の部分の要素が大きいなぁ。」
岩崎「じゃぁ、天性のものを持っていない人間は
   ダメだと言う事ですか。」
先生「ダメだと言う事ではない。得てしてその天性のものを
   持っている人間はそれを生かして当たるものだから
   本質のところを突き詰めて行く時にそれが邪魔をする事もあるん   だなぁ。だから剣道は稽古するしかない。」
岩崎「ふーん。やはり稽古なんですね。」
先生「当たり前。俺はまだ進化しようとしている。」

やはり化け物でした。
ちなみにこの稽古会では先生は40分稽古をしていました。
やりすぎだよねぇ・・・。



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