[新規投稿] [ツリー表示] [親記事一覧] [最新の記事を表示] [ログ検索] [ヘルプ] [ホームページへ戻る]


- あるSさん六段取り立てが! - 西村雅興 [2008年5月8日(木)]
Re:あるSさん六段取り立てが! - 杉山廣男 [2008年5月18日(日)]
あなたは凄い! - 西村雅興 [2008年5月18日(日)]



あるSさん六段取り立てが!
西村雅興
2008年5月8日(木)
千代田木曜稽古

京都で三日続けて稽古・・・チョット足が参っていた!
今日は木曜日で休診・・キレーションにて血管掃除
仕事が無いので妻と買い物に行く。
日焼け防止タメの帽子と日傘を買いに行くのだ。
近日ゴルフ大会を見に行くのだ。
西村はゴルフはしないが、今話題の最年少プロが見れるとなると観たいと思った。
患者様からの招待で、あご足付き(何と切符の手配から食事の手配の一切を相手方がサービスをしてくれる・ワザワザ社員が医院に来て一切の面倒をみますと言った。)ということだ。
患者様は大会主催者のお一人らしい。
丁寧にしっかりと治療をした御褒美の様な気がする。
最少年プロ・彼の身体能力と感性の高さを目に焼き付けて起きたいと思う。


千代田の稽古と京都では西村の動きが全く変る。
原田源次先生が京都の朝稽古は10歳若くなるのもわかる。

今日のトピックスはSさんだ!
やっと六段を取ったばかりだが、西村が左手の我慢を注意するとそれを守った成果がでていた。
七段でも上位に、時々ではあるが先生方に相打ちで面に入っていた。
元立ちの七段は相面を避け、小手、胴にまわっていた。
彼は長身で素直な面を打てるようになった。
そうすると相手は面をとらえることが出来ない。
このまま続けて行けば、一発七段に受かってしまう。
いわゆる当て合では下手であるが、その段に要求される面打ちは出来る。
素直な人は本当に上達が早い。

過去の記事から再度転載する。

ある先生より

拝啓  相変わらず暑い日が続いておりますが、
朝晩は少し涼しくなり秋も近い事をうかがわせる
今日この頃です。如何お過ごしでしょうか。最近神
田の道場で稽古をつけて頂くことが少なくなり、寂
しく感じております。
 さて、先日の福岡における審査で念願の6段を頂
戴致しました。挑戦8回めでした。これも技術、精
神両面に亘りご指導頂きました先生のお陰と厚く御
礼申し上げます。今後ともご指導・ご鞭撻の程宜し
くお願い申しあげます。
 
   後略
平成19年9月1日    署名〜〜
文面でも人柄が解ります。
西村に面打ちを教わるだけの稽古をする人が何人かおられます。
西村は動く打込み台です。
素晴らしい面を引き立てる稽古台です。

S先生、合格お目出度うございます。
先日、西村が言いました。
「もう、受かるよ!」
その通りになりました。
西村の指導する面打ち(原田源次先生に教わった面打ち)を理解が出来た動きをしていたからです。
左手が納まり、心も収まった。
後は受かるしかない。
剣道の強さではなく、六段としての姿勢、間合い、竹刀操法、機会の作りかた、捨て所・・・
を身に付けたからです。
いつも注意を受けていた内容を書いておきます。
貴男の様に素直に剣道を教われる人は少ない。
この心・人柄が西村と出合ったら昇段は簡単です。
しかし、貴男の様な人柄の人は剣道家には少ないのです。
つぎは七段への最短距離を指導したいと思います。

先日、岡田さんに送った文面の一部を載せます。

暑い夏は剣道を一休みしています。
仕事で疲れて稽古に行く気力が無いのと、稽古になる相手もいないことも有ります。
先日、私が指導をした人が六段になりました。
大人になっての剣道をした人です。
いつも基本に乗っ取った打ちを西村が上手に打たれてあげています。
・スッと伸びた所から少し体を下げ左ヒカガミニ余裕を持たせ床を掴む
・左足の先が右足の土踏まずの位置まで寄せている
・こむねを出し肩を引き肩甲骨をを寄せ、肩を前に出す余裕を持たせる
・両手はだらりと降ろし、降りきった位置で竹刀を持つ
・左手はヒジが胴に触れていることと、やや下に下げぎみで左拳の収まりを作り手首を締める
・右手はだらりと降りた手から竹刀の柄に軽く添える
・竹刀の先の延長は相手の咽か眉間に付ける
・すべて自分の準備が整ったら、スーッと腹を緩め前に倒れるように右膝を緩めて右足を出す
・この瞬間竹刀の先は相手の腹を突くようにやや低めにし、上体には全く緊張が無いようにする
・心は『私は貴男に面を指し出します、打つなら打ってください』・・・決して攻めはいらない
・頭を出して打たれに出て、相手に打ってくださいと『捧身』で体を進める。
・相手の心が動いたら『左拳が少しでも動いたら叉は胸を出すなど少しでも予備動作を始めたら』
・後は感性と反射に任せ喉元まで『斬る!』決して打とうとは思わないこと、反射が身を守る為に相手を一瞬に『咽まで斬る』
・この一瞬まで左拳は動かさないこと(体の前進と右足を進めていくとき、左手が前にいくのが二足歩行の原理)
・出たがる左拳をヘソ下に置いておくとき、体のねじれのエネルギーが蓄えらる。
・『心が打てと命じたら左足が強い押し出しをする・・・この時左拳は体のねじれを解放し、肩が前に出てその力が左拳を爆発的な推進力にする
・決して打とうとするな!左脇があいてしまい、叩けても斬る竹刀の動きにはならない。
・両拳が相手の面を割って入るように心がける
・後は真っ正面にぶつかる
いつもこれを修正しながら面を打たせていました。

なんのことは無いです・・・原田源次先生流の面打ちです。
左拳の収まりが良くなり、自分の体を進めながら、相手が動くまで左拳の我慢が出来るようになりました。
もう受かるよ!言っておきました・・・そしたら受かりました。
この動作が出来た時は古参の七段をたじたじでした。
ちなみに彼の身長は180センチ以上有ります。
ただ彼の様に素直に教われる人はほとんどいません。
彼からの手紙を掲示板に書いてみました。



この記事にレスをつける時は、下のフォームに書きこんでください。
お名前
URL
メール
題名
メッセージ
パスワード

下のボックスにパスワードを入力すると、記事の修正及び削除が出来ます。
パスワード

Tree BBS by The Room