西村歯科医院　掲示板

『見事な面を打たれた立会いはむしろ清清しいものでした。
打つべきところ、捨てるべきところを教えてくださった
奈良の松山先生に感謝です。』

岩崎先生の立ち会いのビデオを見て、原田先生の言葉がその通りだと思いました。
岩崎先生に剣道の話を出来るほどの西村ではありません。
しかし、10歳ほど先に生まれた経験と物が見える目は持っているつもりです。
深層心理療法、身体心理療法、ヒーラーの修行からの観の目です。

さて、前置きはこのくらいにして。
先日の全剣連合同稽古会の帰りの車中で原田先生がボソリと話されました。
「岩崎は変わった！今度は良い線を行くよ！」「それと○○（名前を覚えれません）も良くなった。」
西村は過去に原田先生のこのような言葉を何度も聞いています。
それはことごとく的中し八段に合格されています。
今までに約8人くらいになるかと思います。
原田先生の注意を受けて長い受験のトンネルを潜り抜け、そのことのお礼を言われている場面に遭遇したこともあります。
原田先生が言った。
「あいつのチョットしたことを直すように言ったんだよ、そのとたんに良くなった。その成果が合格だ！」
今回の車中の原田先生の話を前もって書こうか書くまいかと思い悩んだのですが、岩崎先生の心に波を立てないように控えました。

八段審査の状況はわかりませんが、今回の立ち会いのビデオを見てわかりました。
原田先生が言っていた通りだ！
岩崎先生の唯一の欠点が消えた！
原田先生はそれを言っていたのだと、あらためて感心しました。
西村的には『あそこで打たないと剣道が成立しない！』の岩崎先生の観念が消えた様な気がします。
西村は岩崎先生のこの観念をついて、打たさせていただいていました。
剣道でない部分で大化けされたと感じました。
次回の先生との稽古は少し考えを変えて、新たの心境でないと対峙できないと感じています。

佐藤博信先生との話で・・・
Nはなあ！選手でもないしそれほど強くはない。
右手に力が入った剣道をしていた。
それが、ある難しい範師との稽古でサーッと面を打っていた！
化けたな！と思ったらやっぱり受かった。
受かる前から佐藤先生の観の目では合格だったんでしょう。
選手でなかったから、打たれる怖さを知らないからなあ！
それが幸いしている。
選手と勝負でやって来た男には、打たれる怖さを知っているから、」捨て切った打が出ないんだよ。
警視庁の強いのがなかなか八段に受からないのはこれが原因なんだよ。

このN先生はよく稽古をしたことがあります。
試合をすればおそらく西村の方が強いでしょう。
丁々発止と稽古をしたものです。
しかし、八段を受かってからのN先生は右手の力が抜け別人でした。
（西村が国税不服審判所と3年に渡って戦っていて、剣道を休んでいた間に受かられたのです。）
その道場で先生の稽古ぶりを見なが瞑想をし、イメージで負けないと決定が出来るまでに3年かかりました。
その後は五分以上の稽古が出来る様になりました。
今では清々しい素晴らしい面を打つ先生との、良い評判が評価が定着しています。

最近65歳で八段に合格した先生がいます。
数回稽古をしたことがありますが、西村が元に立っていました。
彼の面を西村が胸突きで制し、軽く胴に斬っていました。
彼に何か心境の変化が有ったのでしょう。
佐藤博信に西村が直接聞きました。
彼とは数回稽古をしたことが有ります。
我の強い剣道でしたがそれがすっかり消えていました。
彼が変わったのは、八段に受かったからでしょうか？
いや！変わったから八段に受かったんだよ！
彼は剣道雑誌で佐藤先生の相手をして、DVDで出ています。
今回最新版の佐藤先生の本でも写真に出ています。
彼がこの機会に集中的に佐藤博信先生の薫陶を受けたことが、大きく化ける切っ掛けになったと西村は勝手に思っています。
（その前から少し変化は感じていましたが）

原田先生の岩崎先生への口癖の評価が一変した！
西村が岩崎先生への原田先生からのお墨付きを報告いたします。
後は合格の日を待つばかりですね！
西村より・・・・合格準備完了のお祝いを申し上げます。
今更ながら、岩崎先生の剣道に対する真摯な思いを感じた京都の旅でした。

口幅ったいことを書きましたが、同門のよしみと年長に免じてお許しください。

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