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剣道時代平成27年6月号 「大人の出発組はこうして壁を乗り越えろ」 DVD付き Amazon又は会社から取り寄せよう。
香田先生の打をスロー再生でしっかり見てみよう。 竹刀は引き上げないで、体が進む力が左拳を押し出して、自然に振りかぶる。 参考にして欲しいのは、実戦の場合、身後拳は肩より上にいかい点である。 大きな基本面打を次第にコンパクトで速い打にするとそうなる。 ほとんど人は大げさに振ってタイムロスをしている。
多くの人は大げさに竹刀を振っている場合が多い 特に大人になって剣道を始めた人は上腕二頭筋、三角筋を使ってしまう。 打気が強いと、竹刀を早く振りかぶろうとすると、其の意思が筋肉に出てしまうのです。 逆に、高校時代強かった人は竹刀を前腕と手首だけで打ってしまう。 いわゆる、刺し面になってしまう。 多くは振りかぶりが右手主体の大げさな打である。 これは竹刀が軽いから右手の引き手で動かしてしまうのである。 刀の様な重さになると、これでは竹刀を引き上げる事が出来ない。 腰からの前進の力を左拳に伝え、前に出すと、竹刀の先は勝手に上に上がる。 刀か、特別重い木刀で実験して下さい。 この重い物を軽い力で動かせる骨が判れば、竹刀の振りかぶりは、 竹刀は引き上げではなく、竹刀の押上で有る事が体感的に理解出来る。
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