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- 『重たい面打ち』を再度読んでみよう。 - 西村雅興 [2006年4月28日(金)]



『重たい面打ち』を再度読んでみよう。
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2006年4月28日(金)
最近書き尽くした感があるので、六段、七段を目指す先生方に過去記事から読んで頂きたい項目を選びました。
重たい面打ち・・・を「ログ検索」で引き出して下さい。
なかなか味のある会話が乗っていると思います。
面は面布団ではありません。
額超しに咽まで斬り落とす時の、刀(竹刀)の一番威力のあるときの瞬間が面布団に当たるのです。

面布団を目指すと、当たる瞬間はやや失速しています。
さらに、早く竹刀の先を置きに行く為に、左手絞まらずに上がってしまいます。
剣道日本6月号の148ページの右下の写真、宮崎先生の面でもそうです。
全日本の試合の面の決まり方もほとんどがこの体勢と手の内です。
これは過去に立派な成績を上げた範士の先生もしかり。
明治村の試合でもそうです。
試合となると高段者の先生もみっともない左手の上がった剣道をされます。
刀であれば全く刃筋の通っていない面打ちです。
しかし、これで旗が上がります。
試し斬りではワラの1センチも斬れないでしょう。
こすれ切れ程度でしょう。
東西対抗戦、京都の立ち合い・・・これは皆様見事です。

昇段審査を目指すならばしっかりとした『斬り手』(刀を持って振れば誰でもそうなります、試し切りをすれば自明の理です)を身に付けましょう。

面を打った時に左拳が鳩尾の高さまで落とす心がけが大切です。
かって、岡先生に『左拳をもっと下げろ!」と、お叱りを受けながら面打ちをした経験があります。
高段者への道の基本かもしれません。

ログ検索で   斬り落とし 切り落とし  も検索して読んで見てください。



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