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- 全剣連合同稽古12/4 - 西村雅興 [2007年12月5日(水)]
Re:全剣連合同稽古12/4 - 岩崎敬郎 [2007年12月5日(水)]
Re[2]:全剣連合同稽古12/4 - 西村雅興 [2007年12月5日(水)]
Re[3]:全剣連合同稽古12/4 - 永澤 [2007年12月5日(水)]
Re[4]:全剣連合同稽古12/4 - 西村雅興 [2007年12月5日(水)]
Re[5]:全剣連合同稽古12/4 - 永澤 [2007年12月6日(木)]
追伸:こぼれ話! - 西村雅興 [2007年12月23日(日)]
Re:追伸:こぼれ話! - 岩崎敬郎 [2007年12月29日(土)]
Re[2]:追伸:こぼれ話! - 西村雅興 [2007年12月30日(日)]



追伸:こぼれ話!
西村雅興
2007年12月23日(日)
前置き
京都大会で学連OBの稽古会がある。
少し荒さが目立つが何とも凄まじい打ち合いの稽古が始まる。
おー!と思うほど強い人が元に立っている。
その大学の先輩なのだろう。
学生時代を思い出しながら、先輩後輩が年に一度の心置きなく稽古をする風景だ。
元立ちが八段の場合もあるがそうでない場合が多いように見受けられる。
この元立ちの強さは半端ではない強さの持ち主達だ。
でも、どうも八段では無いようだ?
往年の学生時代の名選手の稽古会なのだろう。
稽古の後のお互いの挨拶のかわし方には、学生時代を思い出しながらの交友を深めているほほ笑ましさが感じられ温かい気分を感じさせられる。
どういうわけか、西村も大学は出ているのだが学連との関係は一切ない。
医歯の学生はこの範疇に入っていないのだろうか、少し寂しい思いでこの稽古会を毎年眺めている。

さて、話は本題に戻る。
中央大学の話だ。
全剣連合同稽古の稽古前の着替えの時に、山梨の一ノ瀬教士八段とお話が出来た。
一ノ瀬先生と、ある有名な警察官(その後一回で八段に受かった)警察官剣士との稽古風景だった。
この警察官は若手のトップでり、名前を聞けば誰しもが知っている選手である。
私はこの選手の稽古を見ようと思って見たのだが、一ノ瀬先生の一瞬の体先にこの選手は浮かされ動かされ、起りをことごとく押さえられ見事に打たれていた。
久々にしっかりと整った剣風、これでこそ教士八段なのだと感心をした。
椎名先生の稽古を見て見ほれるが、この先生の稽古も見ほれる。
(味のない早い面打ちだけを打っている教士八段を多く見受けられる)
こんなことがあって、一ノ瀬先生に話しかけた。
なかなか謙虚な先生だった。この先生の稽古の感想を原田先生にお話しをした事がある。
向こうは西村のことを少し御存知だったようで、原田先生のお弟子さんですねと言われた。岩手の弟子が岩崎で東京の弟子が西村ですと言ったら。
岩崎は後輩ですと言われて、中央の大学の出身と判った。

その後、稽古の終盤近くに沖田先生が轟木と名前を書いたゼッケンの人と話していた。
どうやら一ノ瀬先生の方を見ながら話をされていた。
西村が話の中に入っていき、前述の警察の選手との稽古を見て感心した話をした。
すると意外な言葉を聞いた。
まだ〜〜が出来ていない。そこをもっと気がついた剣道をするようにと言っているんだ・・・との話なのだ。
西村は「エ!」と思った。
この人は八段ではないようだ(元に立っていないから)。
その後、沖田先生と轟木先生が稽古をした。
沖田先生が面を打った。
轟木先生はほぼその場で、スッと頭一つ体を右に寄せ、沖田先生に空を切らせて、見事に胴を斬った。
それが抜き胴であり、その打ちの強さ、手の打ちの冴えを見た時・・・お!と思った。それも何の気負いもなくサラッとやってのけたのだ。
格の違い、位の違いを感じた。
ふーっと学連の稽古風景の打ちの強さ、元立ちと懸かる人の関係を見た。
沖田先生は西村といろんなところに良く稽古に行ったことがある人です。八段の一次にも受かったことがあるし、東京都の代表になったこともある、元警視庁でプロを目指した人です。
この数年は警視庁のトップ(遠藤先生)「と試合で何度も延長を重ねる猛者なのだ。
それがいともあっさりと胴を抜かれたのだから驚きだった。
どうやら轟先生は一ノ瀬先生の先輩の様な気がした。

前回、車中でこの話を原田先生にした。
轟と言う強い兄弟がいる。
弟は〜〜会社に就職をして実業団で剣道で活躍した。
兄貴の方は学生時代に数回稽古をした。
これは本当に強かった!なあ。
今は中央の監督をしているんじゃないかなあ?
原田先生が感心するほど強かったそうです。
この轟木先生にかかると、八段元立ちに立つ教士のほとんどが歯が立たないのではないかと思う。
世の中には隠れた猛者【剣士】がいるものだと心底感じた。

さて、何故今日これを書いたかが今から判る。
剣道時代2月号を見ていたら『轟木』という名前が出てきたからだ。
『参議院議員に当選、選挙活動でも評価された剣道七段
   轟木利治(参議院議員)』
この轟少年にとって目標は9歳年上のお兄さん轟木利孝氏
『この少年はインターハイ個人優勝や、まだテレビ放映をしていた全日本学生選手権出場などで活躍する兄を、あこがれの眼差しで見ていた』
議員戦歴も高校国体優勝、インターハイ出場、中大主将で全日本学生大会団体優勝、実業団で活躍、40歳で実業団壮年の部六・七段の部で個人優勝。
中大剣友会のゼッケンで端正な構えの写真が大きく載っている。
議員は47歳だからお兄さんは56歳と言う事になる。

西村の剣道の腕前はさておき、剣道研究家としての西村の目は鋭いものがあると改めて自負した。
京都で岡田さんとある端正な構え、左手の収まりの見事な剣道家の立ち会いを見た時、二人が同時に驚嘆の声を上げたことを思い出す。
その人は翌年八段に受かった。
岡田さんの剣道に対する眼力が凄いと思った一瞬だった。

西村にあしらわれる教士八段、西村に突き殺される教士八だもいる。
しかし、この轟木先生が八段でないとすれば、先生が八段に興味がないのか、審査員の目が節穴なのかと考え込んでしまう。
沖田先生も教士八段との稽古を見ると五分以上の稽古をする。
沖田先生が歯牙にもかけない腕前の先生には感服です。

岩崎先生・・・轟木先生の剣風について差し障りの内程度に教えてください。
岩崎先生に京都で懸かっていった教士八段との稽古で、岩崎先生の方が格が一枚上であった稽古ぶりを思い出します。
あの昼寝が無かったならば、先生が先輩の八段で順当なところかと思います。
八段の審査基準は本当に曖昧模糊としながら、そこにはそれなりの基準がある・・・チョット難しいが。

最近は特に若手の試合に強い、最年少部に合格が多いのが目立つ。
剣道振興の目的の段位制度が、今の審査員の社会的・経営感覚と適応が弱いレベル剣道家に任せると、建前が崩れ初心者激減、六七段の着膨れ状態になり、富士の山のような正常な形が崩れ、いまの日本の人口形態になっている。
全剣連の会長は東大の卒業生の次官クラスの出の、世襲制に近くなり、それも長く居座り続けているような気がする。
長くて三年にしないと、老害の障害が出始め、革新的な改革が起きない。

ゆで蛙
蛙を熱いお湯に入れるとビックリして飛び出て助かる。
蛙を鍋の水の中に入れて、ゆっくり静かに熱を加えると温度変化に気がつかず、そのままゆで上がって死んでしまう。
外国でもロシア、ベネズエラもしかり、日本の保守政権の長すぎは政官の癒着を生み役人のシロアリ状態になる。
日本のスポーツ団体も会長が長期に渡る事が腐敗の元凶となっている。
剣道連盟も私はその典型でないかと思うのだが。

八段を取った人がその権威を維持したいがごとくの結果は寂しい。
そこは一つ置いておいて、剣道の発展・振興の対極見地から今の八段の審査基準を見直すべきだと思う。
年齢相応の渋さの中から八段を選ぶ見識も欲しい。 
審査は点数制、審判員はその都度点数を旗であげる。
点数をその場であげて公表する自信がない人は遠慮すれば良い。
試合は旗揚げで勝敗が決まるのだ。
点集はそのまま番号で公表される。
そして、統計学的見地から出された正常な富士山型ピラミッドの形態に合わせて、合格基準人数を決めそこで合否を決定する。
審判員は標準偏差から外れた人は次回には審判員の資格を剥奪される。
ピラミッド(富士山型と尖りのかキャップが必要)を形作るには、当然キャップストーンの存在が必要で、十段位制にしないと、台形になってしまう。
ある大先生がかたくなに10段を固辞された。
その人の精神は立派だが、剣道の発展には大きな障害をもたらした。
西村も錬士・教士を受けたくなかったが、稽古の時に座る順番で他の人に大変迷惑をかけている事に気がつき、しぶしぶ取った経緯がある。

誰が猫の首に鈴を付けるか、高段者剣道家であればあるほど苦手なタイプなのだ。
政策通過ぎる改革も考えものだが(教士の試験をペーパテストにするなど)
改革が無いと組織は膠着しシロアリが発生し、崩れて崩壊していく。
剣道も権威主義から脱却しないとこの先は危ないと思う。

特にも物凄い強い人が八段でないと感じた事から書いてみた(実際は不明)。

カナダではそのトップの剣道を心のそこから愛する人格がそのまま反映されていると思われる。
日本もそうありたいものだ。



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