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- 原田先生との初稽古 - 西村雅興 [2009年1月8日(木)]
Re:原田先生との初稽古 - 菅 [2009年1月9日(金)]
最後の面は見事な面打ちでした! - 西村雅興 [2009年1月9日(金)]



原田先生との初稽古
西村雅興
2009年1月8日(木)
岩手 原田先生と初稽古

管先生がビデオを送ってくれた。
西村は自分でも良い剣道をしているつもりだが、先ずまだまだ体が太く大きすぎる。
自分の稽古風景のビデオはいつ見ても、頭で思っていることとやっていることのズレに顔が赤くなる思いだ!
素直に認めて精進をするしかないと思った。

気力十分で稽古に臨んだ。
原田先生の気の圧力が無かった。
先日の夜から腹痛とのことで稽古も休み休みされていた。

今までは先生の動きと同時に面を打って、小手か胴を打たれていた。
恩返しは先生に参った!思わせる打ちを出すことだと思い、先生の動きを読んで打つようにしている。
合気になって先生が足で先をとって入ってくるとき、西村も一緒に体を出す。
先生が西村の体の出に、面を予測し胴に回ろうと手元を返したら、西村の手は知らないうちに、小手を押さえて面を打っている。
要は左手の我慢比べなのだ。
打ちたいとも打たれないとも思っていないから、相手の気に合わせて相手の働きに応じて打が出る。
管先生
最後の小手面をスローで見ればよくわかると思います。
先生が面を予測し手元を返した瞬間に、先生の小手を押さえています。
無自覚で勝手に手が動くのです。
それがあの押さえた小手です。

先生の気力が充実していると、こうは行かなかったと思います。
最近、九段の先生と稽古をしても同じ様な打が入ります。
体が勝手にやっていることですから、絶妙な打が出ます。
打つも打たれるもなく体を捧げると、相手に応じて体が勝手に働く!

管先生との稽古です。
見違えるように良くなった剣道をしていました。
ただ、足と手が同時に動き始めるのが惜しい!
あのまま打つと小手か胴を打たれます。
相手との結界を足で打ち破り先を取り、後は手に任せておく。
稽古の終わりの方で「あと20センチ右足を強く出すように。」と西村が言った瞬間から体の出が良くなりました。
後ろでその面を見て、田邊先生がうなずいていました。
最後の面を打った時、あの時の左手の動くタイミングが良いです。
小手も胴にも返されることがないでしょう。
それしても驚くべき身体能力です。
教えたとたんに出来るようになってしまう!
教えた方がうれしくなってしまいます。
その後、田邊先生との稽古で言われた通りのすばらし面を打っていました。
あの面は教科書的な模範面打でした。
(もしよろしければ残りの撮影したのも送って下さい。)

もし、可能なれば今回したためた文を掲示板に載せたらどうでしょうか。
リバイバル剣士が、たった一回で七段が受かった秘訣が満載でしたから。

田邊先生との稽古です。
先日の試合を見た時十分な稽古量を感じました。
さて、稽古をしてみると、竹刀の先が面を打とう打とうとしています。
打が肩から突っ込み、手元が早く上がってしまい、手元が体から離れて打が始まっている。
打とうと思う一瞬前に西村が足を出すので、そこから足を出し打とうとします。
その瞬間、西村は竹刀を動かす。
百発百中で面を打たれます。
結構な良い面を打って来ますが打ち切ってしまう面ではない。
捨てきって打ち切れていないのが惜しい!
この気分の心の差が管先生に打たれた面です。
自分が早く打ったつもりが、その全てで先に西村に面を打たれてしまう・・。
このところを学んでみましょう。

松館先生との稽古
七段ではかなり強い方の人ではないかと思います。
西村の攻めもよく見ているので攻めあぐねました。
おそらく勘が良いのでしょう。
この勘の良さは、待って捌くのは上手くなるがそれで終わってしまいます。
足から先を取って相手を動かし、起こして打つ算段、技前を生かす算段をすれば本来の強さがもっと発揮されると思います。
勘の良い人はそれが剣道の進歩に災いする。
お名前は前から知っていましたが、お稽古ありがとうございました。
わざわざ出稽古においでなってありがとうございます。
田邊先生は六段ならば申し分ない腕前ですが、打つ前の攻めを指導してやって下さい。
よろしくお願い申し上げます。

隻腕の左上段 中村先生
片手でよくここまで剣道が出来ると感心した。
打も速く強さも十分でした。
この片手左上段で六段になっているのは当然だろう。
打たせてみると、西村の面をポコポコ打っていた。
ただ強く速く打っているだけで、打てそうだと思えば打っているだけだった。
その後、彼が打ってくる面を全て返して胴を取った。
「彼に、試合では旗が挙るが審査では、相手と関係なしに打っていると判断されてしまう。
打つ前に相手を少し起こして打つように。
面を攻めて相手が受けようと心が動いた瞬間面を打つ。
小手を攻めて相手が小手をかばおうと心が動いた瞬間に面を打つ。
さらに大切なことは、足で攻め腰を入れて、この技前を使えばさらに良い。」
彼は素直に耳を傾けた!
その瞬間から七段に十分に受かる剣道に変わった。

岩崎先生の息子さん
前から一度稽古をしたいと思っていた。
足の運び手の内もしっかりとした剣道だった。
一緒に相打ちの面を打てば入らないぐらいだ。
惜しいかな!体が前に倒れ手元、肩が前に出てしまって面に打ってくる。
年齢相応以上な剣道をするが、大学では九州勢の太い腰の入った剣道に押されてしまうのではないかと思う。
足からの体の入り身を覚えれば、あっと言う間に相当な腕前になると思う。
西村の足からの攻め入りに気づかず、先を取られてしまうのは今の段階ではしょうがないか。
全剣連合同稽古会を見るとか、京都の立ち会いを見れば目から鱗が落ちるかもしれない。
十分な可能性を秘めた青年だった。
将来が楽しみだ!

福岡高校のOBの皆様、お稽古ありがとうございました。



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