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- 【ひかがみを伸ばす】 その3 - 西村雅興 [2017年6月23日(金)]
【ひかがみを伸ばす】 その3  追伸 - 西村雅興 [2017年6月27日(火)]



【ひかがみを伸ばす】 その3
西村雅興
2017年6月23日(金)
【ひかがみを伸ばす】

立派な体格で40代で7段と言った。
まるでプロの様な剣道をする。
鋭い速い面が飛んで来る。
しかし、西村の面を捉える事は出来ない。
西村の竹刀が先に咽を軽く捉えている。
左手元が早期に上がり咽を開けて打って来るからだ。

左拳は咽より上にあげない!
右手の親指が相手の咽を突く様に打つ。
その時、左拳は鳩尾まで下げる事。
咽まで斬り落とす事。
これらの原則から離れた、竹刀の先を面布団に当てようとする面だった。

これは前置き
この人が居残りで同じ位の腕の人と稽古をしていた。
両者とも、決定的な欠点があった!
左のひかがみが折れて、打つ前は右足に体重が乗り、左足が休めの状態なのだ。
これでは打つ時に重心をひだ有り足に移し、それからでないと打てない。
これを西村は【重心のキャッチボール】と呼んでいる。

ひかがみは十分に伸ばし、そこから膝が竹がしなう弓の様に緊張感がある弛みでいなければならない。
踵は床から1〜1,5センチ位まで下げて、四分六くらいに左足に重心をかけておく。
腰を少し沈め、予め床を蹴る蹴りシロを蓄えておかなければならない。

ほとんどの人はひかがみが折れ、休みの状態で相手に対峙している。
本当に緊張感のない、だらしない構えをしている人が多い。

この剣士、ここの書き込みを十分呼んで剣道の質を変えれば、八段まで行くと思う。

かって、警察官で官僚のレベルの人が東京出向に来ていたとき、自分の稽古ぶりに西村に鼻先で笑われたと感じた。
相手にしてもらえる様な剣道をしていない事に気がついたのだ。
その後心を入れ替え、本格的な剣道を目指し、東西対抗にも選ばれた。
その後、一発で見事に八段になった。
さすがは高級官僚の警察官、頭が良いからしっかりと気がつき、その対応をしたのだ。



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