西村のプロとしての真剣勝負。
今日はメインの三人の患者様から審判を受ける。 一人は和歌山県、一人は岡山県、もう一人は奈良県の患者様からだ。 前回、西村がその人達に健康と人生に何が出きるかを示した人達だ。
和歌山の患者様 お陰様で左首の苦しいのが消え、口が楽に動くようになりました。 これで、倒れないで済みます。 私が一番心配をしていた、卒中から逃げれました。 娘と嫁を連れてきました、肩凝りがひどいのでよろしくお願いします。 そして娘さん、お嫁さんの肩凝りを取ってしまう。 インプラントを併用し、少し大掛かりな治療を希望される。 治療計画は470万円で了承される。
岡山県の患者様。 前回に抜歯し、仮義歯を入れる。 今日は顔合わせ三回目。 総義歯とインプラントの併用する処置を計画。 治療計画は340万円で了承される。 帰り際、 「先生!お陰様で背筋が伸びました。 凄い猫背が消えました。」 と言われた。
和歌山県からの患者様。 今日は二回目。 「先生!帰るとき足が凄く軽くなり、階段をピョンピョン跳ねて駆け上がりました。 自分でも驚きました! 歯って大切なのですね! 首の凝りも肩の凝りもすっかり良くなってしまいました。」 今日は上下の型を取り、噛合せを決め、前歯を並べる。 十歳以上若返った顔立ちに満足される。 三組作る総入れ歯で計画。 治療計画260万円で了承される。
あとは時間と手間をかけて治療に専念すれば、間違いの無い結果が出る。 八ヶ月後、一年後の仕上がりの満足げな、患者様の笑顔が今から見える。
歯科医の全国的な平均的売上は月に350万円〜380万円なのだ。 それも一ヶ月200人以上の患者様を見てのはなしだ。
西村は三人の患者様から二〜三回目で1070万円の話しが決る。 そして、今日は三人からの審判が下る。 そして、十分満足された合格点を頂く。 二三回に渡る審査結果は満点で合格だった。
もし、西村がの能力が相手に認められないときは金額はゼロにもなる。 今日は仕事から帰ってきて、心身とも疲れきっていたので11時まで布団の中で寝ていた。
どういうわけか、剣道形を間違って、どうしても思い出せなくて目が開いた。 妻にそれを話すと、「いつも何をしても自信満々のパパが、剣道形の時はは自身投げだったものね!」と言われた。 六段審査で二回間違い、回りの誰もが落ちたと思った時のことだ。 その組から形で二人落ちたが、幸い西村は合格した。 そのときの状況を妻は知っている。 ひとえに相手の方のお蔭と感謝している。 西村の中に剣道形にたいし、何かふっ切れないもがあって、それが邪魔をしているようだ。 中身の理合いは知っているのだが、順番等を間違たり色々する。 心から覚えよう、知りたい等の意識が入っていないからだと思う。
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