救われる人の話し。 その対極にいる人の話し。 金曜日にお菓子が北海道から届いた。 それには礼状が添えてあった。
『春の訪れの遅い札幌にも桜が咲きました。 ○尾先生のご紹介で四月四日に受診して以来、調子良く過ごさせていただいております。 三年前、歩けなくなり整形外科で変形性股関節炎と診断され、鎮痛剤と湿布を処方してもらいましたが、歩けるのは 一日5000歩と歩行範囲が狭くなりました。 大腿筋を鍛えるためのプールにも通いましたが、すぐに成果が出るはずもなく絶望感と痛さに疲れ、仕事を辞めて生活保護を受ける決心をしていた頃、○尾先生にサプリメントを教えていただき、上京出きる程に回復いたしました。 ただ年に何回か調子が悪くなります。 西村先生の所に受診した時も、二ヶ月前から調子が悪く、階段を昇る時には横の棒につかまらないとだめでした。 先生に治療していただいてからは、ずーっと調子が良く、ゴールデンウイークはお天気も良く、三年振りに蒲団が干せ、窓ガラス拭きが出来ました。 皆様には何でもないことでしょうが、私にはとても嬉しかったです。 また、以前は自分の歯で噛んでいる感じがしなかったのが消え、右奥歯でばかり噛んでいましたが、今は両方で噛んでいるのに気がつきました。 三年前、歩けなく辛かった時、不思議と“これは私が変わるチャンス”と思いました。 股関節炎になっていなかったらサプリメントの効果のすごさ、西村先生にもお会いすることがなかったと思います。 股関節炎になって、今は良かったと感謝さえしています。 三年ぶりの蒲団干しと窓拭きがとっても嬉しく、西村先生にご報告とお礼を申し上げたくお手紙をしました。 心ばかりの品物ですが、みな様で食べていただけたら幸いです。 平成十五年五月六日 西村雅興先生 ○野○子
西村と良い縁に繋がる人は、その心がけ、人間関係、感謝の気持等、歯の噛みあわせ以外の所が整っていて、治る心の準備が出来た人達です。 皆様もこのお手紙をお読みになって、お判りかと思います。 病気が治る原則が満ち満ちています。
西村の治療はこの人の何かを特別意識をしたわけでない。 前回の書き込みから。 『その次は、札幌から来られた。 先生と奥さんが「騙されたと思って行ってごらん!」と言われて来られたのだ。 本院は主訴がなく、「人が勧めたから来た。」と言うので、調整はどうしょうかと悩んだ。 「では、体で何か不愉快なことはないですか。」と聞くと、「20十年ほど前から左の股関節がおかしい。時々痛む。」と言った。 それでは、と思い調整した。 「では、今から一階に降りて、階段を三階まで歩いて上がってきて。」と言った。 彼女が診療室へ入って来たとき、驚きの顔をしていた。 「先生!長年の悩みの股関節が楽になった。 階段を上がるときは、手すりか壁に手をやらないと上がれないのに、今は全くその必要が無かったの! 不思議よ!」と言った。』
西村にとっては、実に簡単な処置だが、これをできるのは世界で西村一人だけなのだ。 この縁に繋がる生き方をされていた。 西村に縁を作る感性と意識レベルの高さがあったと云う事なのだ。 病気はこのようにして、治って行くものなのだ。 それに引き替え自分はと(自分歯と)少し考えてみませんか!
彼女は細い雲の糸一本をたぐり寄せて、札幌から東京の西村の所にたどり着いた。 これは奇跡に近い話しなのだ。
これと対極的な話しを書きます。 『インプラント&その他 3月23日(日) 東葛西にすんでます!ほとんどが虫歯で、すごくいたいです! 下の奥歯は右が2本左が3本ありません!上の歯も状態はよくありません!というより大きな穴があいている歯が沢山あります! このような状態でも治りますか?費用はすごくかかってしまうのでしょうか? 正直、きつきつの生活なので、直したいのは山々なのですが おかねがともなわなくて・・・! インプラントもしたいのですが、百万単位でかかってしまうとのことで 踏み切れずにいます!入れ歯のほうが安いのでしょうか? 年齢も二十六なので、大きい入れ歯は、はづかしいんですが・・・! こうなったのも自業自得でわかってはいるのですが! 昨年も直そうと通っていたのですが、妊婦になりなかなか治療できず さらにひどくなってしまいました! 今は、妊婦じゃありません!宜しくおねがいします ------------------------------------------------------------------------ 返事が難しい! 西村雅興 3月24日(月) 今一度、自分が書いた文章を読んで見ましょう。 もし、自分が歯科医ならばどう答えるか。 返事に窮すると思います。 歯を治すにはまず最初に、壊した自分に十分懺悔をすることです。 そして、自分自身の問題、時間、お金、期間、をどれだけ懸けれるか。 このような、自分の状態を知ること。 抜歯、入れ歯、インプラントの情報を集めること。 それから自分がどの程度に治したいかをしっかり考えること。 歯を治すと云うことは自分への命の愛の証しです。 文章を読むと治したい自分と、治せない自分が同時に書かれています。 この問題は他人の誰も解決は出来ません。 勿論、歯科医も他人です。 貴女を救うのは貴女自身かご主人の力です。 これ以上はお答えのしようがありません。』
考えさせられる対極的な話しです。 あなたはその両極の間のどの辺りに心があるでしょうか。
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