三枝先生の『是空』では、予約は空いてる所を自分で記入する。 かなり前まで確保しておかないと、さて来週はなんて思うと入らない。 そうすると自分の予定を、かなり前から、前もってそのための予定に、普段のスケジュールから空けておくことになる。 夫婦でお伺いしている。 西村本人がどうしても行けないときは、妻に私の分を操法の時間を懸けて頂く。 そうして、二人分のお礼を置いてくる。 『予約をするときから、次の操法が始まっている。』 この言葉が予約帳に書いてある。 操法の成果は自分が決めるものなのだから、当然そうなのだ。 15分送れて行けば、操法指導料を置いて。お詫びを言ってその日は帰ることになる。 それは礼儀として当然の事なのだ。
西村の患者さんが手に入れる成果は、やはり同じだ。 本気の人は、やはり大きな成果を手に入れている。 全国から治療に来られるが、泊まりがけで来る人、飛行機で来る人、新幹線で来る人、来るのに手間がかかる人ほど大きな成果を手に入れている。 これは、来る前からの『覚悟の程』の違いなのだ。 来られる前に『自分を愛する行為』と十分確認済みなのだ。 西村は誰でも同じように接しているが、やはり相手の情熱には無意識に左右されているようだ。
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