土曜日の朝、当院の加藤先生が言った。 「昨日は大変な目に会いましたよ。 尿路結石で死ぬほど痛い目に会って、二時間しか寝ていない。 今日は出勤できるか、不安でしたが出てきました。 来られる患者様のことを考えると、そうも言っておれませんから。」 と真っ赤な目をして言った。 昼休み近くになって、柴原さんがやってきた。 東京でのヒーリングをどのようにしたら良いかとの相談なのだ。 その話しの最中に、加藤先生が西村の診療台のあるガラスの部屋に入ってきた。 すると、話しをしていた柴原さんが、急に話しを止め 「加藤先生、ちょっと後ろ向きになれよ。 これは大変だったね! 腎臓に石がまだあるし、今朝方のつまっていたいた所が炎症を起こしている。 今治すから。」といった。 柴原さんが来て直ぐに私の部屋に来たので、彼のことは一言も言っていない。
彼が言った。 「これを消しゴムで治したら面白いだろう!」 そう言いながら、A4の白い紙に腎臓の絵と尿管の絵、そして膀胱の絵を描き始めた。 加藤先生の背中を見ながら、石や結晶の状態を点々と書いていた。 「これで良し!消しゴムで消すよ!」 と言って、消しゴムで点々の黒く書いた物をけし始めた。 「の痛みも消しておく。」と言った。
加藤先生が言った。 「あれ!痛みが消えた!反対側の腎臓の重い鈍い痛みも消えた!」
この話しは後日談がある。 彼は西村と同じ三枝先生の操法も受けている。 彼が西村に言った。 「三枝先生がね、先生一ヶ月以内に倒れるかも!と言ったんですよ。 三枝先生には見えていたんですね。 そして、柴原さんになおして貰った後、三枝先生の操法に行ったとき、先生が言うんですよ。あれ!どうしたんだろう!良くなってしまっている。 凄いですよね!、見える人には見えるんですね。 二人とも凄いや! ビックリの連続です。」
西村が思った通り、後数回は奇跡に出あ会うと。 この文章を書いているとき、森田君からのハガキの内容を載せ様と思った。
追加-1 西村も五年ほど前に尿路結石で死ぬほど痛い目に会った。 それを遡ること、五年ぐらい前からフィリッピンのバギオに心霊手術に行く度に、由子先生からいつも言われていた。 「西村先生はいつも砂が出て来て、ジャリジャリとする。」 今思えばこれが腎臓結石が少しづつ出ていたことなのだ。
痛みが激しいので、近くの個人病院で真夜中に見てもらったことがある。 強い痛み止めを頂いたが、全くと言っていいほど効かなかった。 翌朝一番にその病院に再度行ったが、受付の態度が余り悪いので、頭に来て自宅に帰った。 帰る途中、自歯科医院に寄って、スタッフを集め、ひどい受付に会った話しをした。 「いつも当院の受付、スタッフは皆様から誉められる。 有り難う! それに引き換え、今日の受付は何とひどいことか。 先生は前から知っている感じの良い先生だが、忙し過ぎると、スタッフの教育眞で手が回らないのだろう。」
一度自宅に帰り、今度は自宅のマンションの隣の病院へ行った。 エコーで調べると、右の腎臓に小さな石が三つ見られると言った。 モニターに映る映像を西村も見た。 次に先生が診察し、身体を捻りながら腎臓へ圧を加えた。 そうすると、石が膀胱へ滑り落ちたのか、痛みは一瞬に消えた。 「水やビールを沢山飲んで、石を薄めたり、流れ易くした方が良いですよ。」と言われた覚えがある。
その後、順天堂へ行き、造影検査を申込んできた。 当時、由子先生が日本で心霊手術をしていたので、そのことを話したら、「直ぐ取り出しましょう!」と言って、取りだしてくれた。 洗面器にカラカラと石の音がしたのが印象的であった。 翌週、順天堂での造影検査では石は全く映ることが無かった。
追加-2 西村の不思議体験(旧書き込み)から - 西村雅興 [1月28日(火) ] も参照。
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