本当によい入れ歯をプレゼントしたい。 2月28日(木) 24歳のOLです。 私の祖母は74歳ですが、いつも入れ歯が合わないとなげいています。 そのせいか、偏頭痛がひどく、頭痛薬が手放せません。 西村先生の「歯のかみ合わせで病気が治る」を読んで、祖母の偏頭痛も入れ歯のせいかな?と思うようになりました。 もし治るようなら、本当によい入れ歯を祖母にプレゼントしたいと思います(ボーナスを貯めたお金があるので…)。 ただ、母が付き添うと言っていますが、横浜からですから月に2回くらいしか通院できないと思います。 それでも治療できるでしょうか? ------------------------------------------------------------------------
歯の残り方は片寄っていると片頭痛になります。 総義歯だと顎の問題が絡んでいるかも分かりません。 入れ歯の件ですが、状況を見ないと診断が出来ません。 時間と回数をかければ良くなると思いますが、最初の五回位は週に一度ぐらい、入れ歯が落ち着いたら月に二回でも良いかと思います。 症状が辛くてもウソの様に直に治る場合もありますが、顎関節が壊れていると治療が難しい場合もあります。
私の父は片頭痛がひどく、頭痛薬を手放せませんでした。 今思えば、薬の飲み過ぎで肝硬変になったような気がします。 お葬式の時火葬をしたとき、肝臓の所に緑色した大きな変色がありました。 その時義兄の医者が「お父さんが頭痛薬を飲みすぎて肝硬変になったと思う。その証拠にあの緑色をみてごらん。」と言われたことがあります。 今、私が父の入れ歯を作れば頭痛を治す自信があります。
さて、肩凝りに出る人よりも頭痛に症状が出る人の方が、体質的に敏感な所があります。 また、神経質な傾向があります。 このように、入れ歯そのもの以外に影響が強いものがあれば、時間がかかる場合もあります。
お金も時間もあっても治療を受けない人もあれば、借金しても治療を受ける人もいます。 総義歯に懸かる費用もかなりな金額です。
ものは試し、一度来院されて診察を受けられる事だと思います。 そうすれば治る見込み、期間、回数、費用等のだいたいのことを話せると思います。
一つの例ですが、 娘さんが「母をこんなにしてしまったのは、私が共稼ぎをしていてほっておいたせいだと本を読んで気がつきました。 それで私は仕事を辞めて、毎日でも、先生の言われる日はいつでも連れて来れる様にしました。 どうか母を救って下さい。」と言われました。
半分痴呆が始まり、目に力がなく、表情も全く無い状態でした。 来られる度に表情が戻り、目に輝きが増しました。 意識もしっかりして、おぼつかなかった足取りもしっかりして来ました。 治療の終わった半年後は全く別人で回りが驚いたと聞きました。 娘さんがこう言われました。 「連れてくるのが楽しみでした。 段々昔の元気だった母に戻って行くからです。 本当に有り難うございました。」
西村は誰にも同じように一生懸命治療をいたします。 しかし、この母親を救ったのは娘さんでした。 片道二時間ぐらい懸かって連れてこられた、娘さんの母への思いが救ったのです。 逆を言えば、お母さんがそれほど大切に娘さんを育てたことです。 娘さんは母からの自分への愛情を、年を経て立場が逆になったとき、親孝行としてお返したのです。
この娘さんのお子さんは、きっとこの母の後ろ姿を見て育ちます。 これが本当の母親の教えと思いました。
その逆の場合は、お母さんがお金があって治療しょうと決心して帰ったら、 娘さんに止められたこともあります。 お母さんが娘をそのような考え方に育てたからでしょう。 西村も良いお手本を見せて頂きました。
親孝行は親の為にするのではありません。 自分が受けた愛情の恩返しをさせて頂く、ありがたいチャンスと捉えるものです。
前者の娘さんに、西村は言いました。 「本当に良い親孝行が出来ましたね。 貴女のお子さんもそれを見ておられます。 何物にも変えがたい教育です。 貴女のお母さんも、お婆さんから愛情を受けて育ったのだと思います。 だから、お母さんは貴女を同じように愛した。 そして、貴女はそれに応えた。 おそらく、貴女のお子さんも貴女に愛されて育っていると思います。 貴女の家系に連なる『最高の愛情カルマ!』が流れているのですね。 本当に良い宝物をお持ちですね!」
『因果応報は世の習い』と申しますが、その通りです。 日々毎日の人間模様を見させていただいて、本当にそう思います。
西村自身をもっと良く知りたければ、『あなたは変われる』をお読み下さい。
色々書きましたが、今の時点で言えるはこれだけです。
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