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- 『本物の医療の条件は患者様の心の中にある。』 - 西村雅興 [2004年2月20日(金)]



『本物の医療の条件は患者様の心の中にある。』
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2004年2月20日(金)
西村院長先生
 梅雨期の此頃、はっきりとしない日々が続いております。
いつも明るく患者さんの為に精一杯治療に専心されていらしゃいますお姿を思い、本当に立派なお人柄、お心の優しい先生に恵まれましたことに、心より有難く感謝しております。
 昨年十月十七日から今年六月三日まで私の入れ歯を本当に親切に治療をして頂き私の私の体の大切な入れ歯として心からせきにんを持ち、良い立派な入れ歯を作って頂き誠に嬉しく思います。
 思えば先生の著書に出会って十年、何としても西村先生に入れ歯を是非お願いしたく自ら電話で申し込み、大変人間愛に満ちた素晴らしい先生に巡り合えた時の喜びと感謝の気持ちは終生忘れることはありません。
 此の度二度の来院でしたが、以前とお変わりなく、本当に素晴らしい医院のお活躍を目にし、一人一人の先生方、優しく若々しい女性の助手と先生方、受付の方の笑顔、本当に皆さま素晴らしいお活躍に本当に良かったと自分乍「幸」を思い巡らせております。
 出来上がった私の入れ歯、大きな口を開けても浮き上がることもなく、叉力一杯噛むことも出来、痛みもなく、本当に良い入れ歯を作って頂けたことは何物にも優るこれからの人生を楽しくして行けるものだと思います。
 早々にお伺いをしてお礼ご挨拶を申し上げるべきところですが、介護の必要な主人の体調がこの処あまり安定した日が無いため、書面にてお礼のご挨拶をさせて頂いきました。
 院長先生はじめ松葉先生、優しくして下さった女性の助手の方、受付の方々、本当に長間お世話になり心から厚く御礼申し上げます。
「有り難う ございました。」
良い歯を作って頂き、私も長命を願いよりよい人生を楽しんで参りたいと思っています。
 末筆乍、西村歯科医院の益々のご発展と御活躍を心から念願し院長先生をはじめ諸先生方の御活躍健康を御祈り申し上げ失礼いたします。
  心より厚く御礼申し上げます。
  有り難うございました。
西村院長様   
                   六月二十日  ○籐
追伸 心ばかりの粗品を送らせて頂きます。
   皆さまで御召し上がり下さい。


 この患者様は二度目の来院です。
十年前に何等かの都合で中断された方です。
今回の来院に際し、叱られるのではないかと思いながら来院されました。
今回は、ご主人を介護するには何としても自分が健康でないといけないと思い意を決して来院されたそうです。
西村は患者様のその思いの分だけよりよい入れ歯が出きると確信しています。
 出来上がった入れ歯は十年以上若がえ顔貌で、ご本人も大変何満足されました。
前回の時に入れ歯を完成させたとしても、これほどの物が出きるとは思いません。
今回の見事な入れ歯が完成したのは、本人の中に、心からなる決心が有ったからだと思います。
それは距離の問題、年齢の問題、期間の問題、回数の問題、費用の問題これら全てをクリアーする決心でした。
主人の介護に備えて覚悟をされて来院されたからです。
ご主人を愛する気持ちが、ご本人にこれほどの入れ歯が授かったのです。
人をを愛する気持ちが、結局自分を愛した事となったのです。
『本物の医療の条件は患者様の心の中にある。』
の典型例です。



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