拝啓 西村先生、一月二七日に先生の噛みあわせ治療を受けさせていただいた三○○と申します。 お陰様で約十年間私を苦しめ続け、何をやっても治らなかった肩凝りがすっかり良くなりました。 今、私は琉球大学農学部四年生で、卒論と就職が決らないという不安な気持でありましたが、治療によって何とか乗り切ろうとする勇気が出てきました。 空手の方もますます精進出来そうです。 本当に有り難うございました。
コメント この患者様は数年前にも来院された。 矯正治療中で金具が歯にかかっている状況でした、それなのでそれが終了したらまたおいで下さいと少しばかり調整しておいた。 矯正治療も終わり、今回来院されたのだ。 沖縄から東京まで来院する・・・この気持が彼を救うのだ! 今回は気合いを入れて調整する。 身体の変化はその場で分かる。 西村の治療技術も時々は神からの啓示を受け、その能力が飛躍的に高くなる。 患者様の気持がこれと一体化したとき、驚くほどの効果が上がる。 正直なところ、これに費やすエネルギー・時間は全く採算があわないのだ。 しかし、人を救った充実感がそれを補ってくれる。 この様なお手紙を頂くと治療をしてあげて本当に良かったと思うのだ。
この全く逆も多くあるのだ。 治療に対して西村は誰にでも真摯な態度で臨む。 しかし、受け手である患者様次第でどちらにでも転がってしまうのだ。 『治る準備が出来ていない人。』は何をしても空回りしてしまう。 会った瞬間にそれが分かることが多く、治療を遠慮する。 しかし、時には騙されることもある。 こうなると、地獄が始まる。 くわばら!くわばら!
患者様を紹介し、時には同伴される人がいる。 人を紹介し同伴する気持のある人は直ぐ治るのだ。 しかし、連れてこられた人が治るかどうかは半々だ! 人に動かされて、やっと動く人は治療に対するポテンシャルが低いのが普通だ。
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