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- 脊椎側湾症 - 西村雅興 [2011年1月14日(金)]



脊椎側湾症
西村雅興
2011年1月14日(金)
最近ある先生の紹介から脊椎側湾症の患者さまが数名来られた。
それ以外に自分で来られた患者さまもいた。

一人は背中が痛くて眠れない。
装具を着けることが決まっていると聞いた。
顎の動きが片方に強く規制されていたのでそれを数回かけて修正した。
後は上手な整体師が整えてくれた。
今はダンスに夢中になっていると聞いた。
その年の暮れにお母様が手作りのケーキを焼いてお礼に来られた。

もう一人は背中に金属の棒を二本入れて曲がりを修正する手術をすることになっている。
母親も本人にとっても人生が懸かる大変なことだ。
前者と同じく顎の動きの修正をした。
背筋は次第に伸び、後は本人の運動療法、上手な整体の先生の腕に懸かっている。
最近かなり良くなっていると聞く。

手術は最後後の手段でその前に西村に懸かれば大事から逃げれるかも分からない。

それにしても歯と顎の問題がこの主原因になっていることを知るのは、西村のこの整体の先生のみなのだ・・・残念ながら。

あるとき、アメリカからあるものを輸入をした。
その時の事務をされている奥様が脊椎側腕症で、背骨に2本の金棒を入れた。
アメリカでも最高の医学部で手術をした。
術後感染症になり、それも2回目のの再手術も感染した。
大変な思いをされた映像を見た。

大人になるまでの装具はともかく、金の棒を入れる手術は人生に大変な影響が残る。
インターネットで調べてみるとある種の整体の先生は治せると公言し、医者は治せないのにいつまでも患者さまを引きずると非難をしているサイトがある。

何事も治すのは難しいが楽にする、軽減するはそれほど難しいことではない。
西村に数回の来院と10万円かければそれが出来るかもしれない。

あまりやりたい仕事ではないが、本人と親が切望すればやらないことはない。
なでやりたくないか・・・・直原因の除去の後、整体の先生と本人の運動療法の成果に懸かっていて、西村の手の中で治療が進みきらないからだ。

それにしても、脊椎側湾の症例の改善例の最初は約30年前だったことを思い出した。
そのご、数人は良くしたと思う。

つい最近、顎の関節が痛く肩凝り、腰痛がひどい女性が来院した。
西村は人相を見るだけでおおよそが分かる。
症状が軽減した後、貴女の顔つきの人は時に側湾症にかかると言った。
すると、彼女は私も側湾で背中に金属を入れると言われたが、それだけは出来ないと突っ張り、装具の装着である年まで過ごしたと言った。
口も自由に開き、肩凝り、腰痛も無くなった。

手術は出来れば避けたいものだ。
最後の手段と思ったらどうだろうか?



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