周りの皆様から背筋が伸びたと言われた!
この方は79才の女性。 来院理由:入歯が古いのと、口の周りが引っ込んでしまい老けた。 歯が両側がそろっていない、色が悪い。 口元の引っ込みと歯の両側を同じ様に、今より白い歯にしたいです。
基本要望事項は総義歯のやり変え、審美的回復なのだ。 79才、ほぼ80才にしても、顔の若返りは女子の願望なのだ。 西村はこの点をしっかりと押さえて治療にかかる。 本人が気にしている口ものが引っ込んでいる理由は二つある。 下の歯槽骨が痩せてしまって、口元が貧弱になってしまっている事。 これはほとんどの歯科医は気がつく。 しかし、本質的なのは舌小帯が短く、顎を後方に引っ張り込んだ事、さらに上顎結節が肥大化し顎が左右に動かなくなってしまっている事の二点なのだ。 この上顎結節を処置しようと思う歯科医は西村以外皆無なのだ、
まず、左右の上顎結節の処置をし、舌小帯の処置をした。 入歯はそれに合わせて調整した。 二週間後、抜糸に来られた。 その時彼女が言った。 「周りの皆様から背筋が伸びた!」と言われたそうだ。 約80才の女性が二週間後には背筋が伸びて大喜びなのだ。 西村は背筋を伸ばす為に処置をしたのではなく、良い入歯を作る為の前処置をしただけだ。 結果的にこのような現象が起きる。 身体全体を考えて入歯作りをする発想が無いとこれは出来ない。 お帰りのときの姿は背筋が伸び、若々しい歩きぶりだった。
この方には下顎に2本んのインプラントを植、インプラント併用義歯にて完成する予定だ。 半年後は見事に15才若返った顔を再現する予定だ。 この目標を達成するには入歯前処置が絶対的に必要な処置だが、これをしているのは西村だけなのだ。 これに診断用義歯を活用し仕上げる総義歯を『西村式総入れ歯』と呼んでいる。 入歯の作り替えをチャンスに体全体をオーバーフォールして、若返らせる治療法なのだ。 西村は口を見て体全体を眺め、口を通して体全体を甦る治療をする。
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