[新規投稿] [ツリー表示] [親記事一覧] [最新の記事を表示] [ログ検索] [ヘルプ] [ホームページへ戻る]


- 母が88才になりました! - 西村雅興 [2011年1月14日(金)]
母は91才になりました!お陰さまで元気です。 - 西村雅興 [2014年6月16日(月)]
93才で訃報を頂きました。 - 西村雅興 [2016年12月28日(水)]
- 母が88才になりました! - 西村雅興 [2011年1月14日(金)]
母は91才になりました!お陰さまで元気です。 - 西村雅興 [2014年6月16日(月)]



93才で訃報を頂きました。
西村雅興
2016年12月28日(水)
今日は患者様の訃報を頂いた。

93才 心筋梗塞で手当が不能であったという事です。
娘様からお手紙と、つい最近までの笑顔の写真も頂きました。

2014年に娘様に言われた。
「母が88才になりました、そのうち検診に連れて行きます」
「あのとき先生が総入れ歯にして治して下さったお陰です」
体調不良を治す為に総義歯にしました。
その後元気になられた。
90才の時の検診で歩幅が凄く狭く歩くのにおぼつかなかった。
舌小帯の処置をすると頚が緩み歩幅が広くなり歩きやすくなった。
それから3年、色んな病を患いながらも明るく元気で生きて来られた。
91才の時に娘様から「母は91歳になりました何でも食べれてげん気です。
本当に歯は大切ですね!」
その後の93才に亡くなられた訃報です。
娘様から丁寧な手紙と写真を頂きました。

患者様の過去の写真を眺めながら、この入歯が37年間命を支えて来たのだなあ!
と感慨深く感じていました。
成功の秘訣はしっかりとした義歯を作る事、咬合面をメタルに仕上げておく事。
患者様が明るい性格である事。
「歯医者を選ぶも寿命の内」という事です。

長患いをしないで、死ぬ間際まで元気で笑顔でいられたことは幸せです。
娘様は早期退職をされ二年四ヶ月間、お母様を介護され幸せな期間を過ごされた様です。

西村的には私の入れた入歯で93才まで、食事の不都合は全く無く、天寿を全う出来た事は誇らしい気分です。
自分の仕事が、人の命を延ばし、食事の不都合も無く93才まで過ごせた支えになった事は歯科医にとて名誉な事です。
歯科医である事が天職と思っている西村です。



この記事にレスをつける時は、下のフォームに書きこんでください。
お名前
URL
メール
題名
メッセージ
パスワード

下のボックスにパスワードを入力すると、記事の修正及び削除が出来ます。
パスワード

Tree BBS by The Room