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- 知らぬが仏? - 西村雅興 [2003年10月31日(金)]



知らぬが仏?
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2003年10月31日(金)
今日は久し振りに砂風呂へ行った。

風呂上り、くつろいでいると、前から顔見知りの女性が横に座った。
女性が言った
「先生!私250万円も懸けて歯を治したの。
歯は大切だと思ったので、退職前に一年間懸けて治したの。
しかし、たくわんも噛めないの、食事をしても疲れてしまって、一時間も懸かるの。
治療した先生にそれを言っても、立派に入っていますと言うだけなの。
前の噛合せはここだったの、今はここの噛合せになっているの。
どうしたら良いですか。」
西村
「お金を出さないと良いものは入らない。
しかし、お金を出したからと言って、良いものが入る補償は無い。
私があなたに何かをしゃべれば、その先生の悪口になってしまう。
だから、何も言えない。
しかし、その先生は一生懸命治療したんだと思うよ。
西村が知っていることは世界で西村だけで、他の人は誰も知らない。
西村はこう思うが、その先生が悪い訳ではない。
ただ、歯で人生が決ってしまうと誰も思っていないし、歯医者もそこまで思ってはいない。
あなたは、もう一度その先生に苦痛を訴えるしかないね。
他人がやった治療にとやかく言わないのが、西村の主義です。
今度、あなたあが私の所に来ると、あなたは同じ金額の話を聞かなくてはならない。
西村にはその金額の話をあなたにとても言えませんよ!
つい最近、治療が終わったあなたに。
『医者を選ぶは寿命の内』と言いますよ。

あなたが前の先生と完全に縁を切って来れば、診ないこともない。
しかし、お金の話が治療前に始まる。
ここで、見かねて数人治してあげたことが有るが、お金を懸けて治して欲しいと言う人は一人もいなかった。
皆さん、食い逃げの名人でした。
叉、昔の先生に懸かり調整してもらい狂ってしまい、体調を壊して泣きついて来たが、お金はやはりかけたくないと言っていた。」

後はこの人の決断だ!
この歯医者は250万円頂いて、一人の人を廃人同様の世界へ押し込んだ。
そのことをその歯科医は知らないし、そうされた患者様も良くは分からない。
知らないとは故、非常に恐ろしいことが、この世で頻繁に行われているのだ。



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