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- 西村の近況報告! - 西村雅興 [2005年4月2日(土)]



西村の近況報告!
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2005年4月2日(土)
松風館道場 金曜 基本稽古 4/1

仕事が六時に終わり、体調も良く稽古に向かう。
約一時間十分、新松戸に着くが眠気がさしたので、車で小休止。
少し早めに道場へ着く。
皆様、適当に相手を見つけ日本剣道形の稽古に余念が無い。

前にも一度御見受けしたが、徳島から来代(きただい)先生が来られていた。
立ち居振る舞いも清々しく、凛とした雰囲気が漂う。
松風館の七段と形の稽古が始まった。
西村は見取り稽古をした。
なかなか気合いが入った良い形を打っていた。

次は金山先生に形稽古を御願いした。
西村が打太刀ををしたが、稽古不足が露呈した。
形そのものは良いのだが、時々フーッと間違わないようにと意識が跳ぶことがある。
そうなると、形になって、形稽古に意識がならない。
これからは相手を見つけて、形稽古に励む必要を感じた。

基本稽古が始まった。
木刀を持って大きく前後素振り。
岩立先生
「大きく前に踏み出す。
その時、左足の湧泉に力を入れると、身体はスーッと前に行く。
前足は床から平行に浮かせ、床に平行に着き足裏全体で着くこと。」
この様に言われ見本を示される。
なるほど素晴らしい動きだ。
次に正面打ち10本をする。
岩立先生
「木刀の先がフラフラすることのないように。
コツは、最後の瞬間に親指の腹に少し力を入れ、前に伸ばすように。
そうすると、手元がしっかりとし前に伸びる。」
このような指示の後、20本の面打ちをする。
西村は岩立先生の方を向き、真剣に面を打つ。
10本、20本で汗が噴きだし、呼吸が乱れる。
岩立先生
「剣先が面を切っていない、剣先が上を向いている。
物打ちにしっかり意識を置くと、手元がしっかり伸びさらに物打ちが打突部位にしっかり入っていく。
右手は肩の高さ、左手は鳩尾の高さになるように。」と指摘された。
次は左右面を打つ。
岩立先生
「右から打つときは良いが、左の時は手首の返りが悪いからそこを注意して打つよう。」との指摘があった。

10本打つと肩を回し、気分を新たに面を打つ。
本気でやると、汗びっしょりになるものだ。

面を付けて切り返しが始まる。
四人一組で行なう。
先ずは、元は面を直接打たせ、その後竹刀で受ける。
切り返しで、直接に面をしっかり打つのは手の内がしっかり決らないと出来ないのだ。

次は正面打ち3本
しばらくしたら、先生から注意事項
岩立先生
「御互いに気合いを出しあい、特に元が大きな声を出て、元の息が切れた所をすかさず面に打って出ること。
大きな声を出すとメリハリのある打ちが出る。
しっかり声を出しあって面を打つこと。
今度は一本で良いからしっかり打つこと。」の指示が出た。
その後、面打ちの見本を見せていただく。
岩立先生
「竹刀の御先は相手に伸びて行くように!
肘の動きで打つな!
大きく肩で打っていけ!」

次は抜き胴の稽古
岩立先生
「竹刀は横からまわすな!
斜めに胴を斬れ!
身体は半分だけ、右に捌くだけ!
頭を下げるな!」との指示。

西村は返し胴は得意だが、抜胴はもう一つだ。
全体を見渡しても、上手い人はいなかった。
原田源次先生はどうして、あのような胴が打てるのだろう!いまだに不思議だ。
(最近少し分かってきたのだが、返し胴をする動きなのだが、完全に先を取っているので、竹刀の先の軌跡は同じだが相手の竹刀を待つことなく打ってしまう。・・このようにビデオからは感じている、)

次は、御互いに対になって面の勝負
岩立先生
「いいか!胴は打つな!面の勝負だぞ!
十分気合いを出しあって面の取り合いだぞ!
しっかり面を打てよ!」と指示が出る。
これを回り稽古で行なう。
これが終わった時点で西村はグロッキー寸前だった。

その後、七段元立ち稽古
四人程と稽古をした。
六段ぐらいの強い男性から面を取るのは簡単だが、中年女性の面を打つのは難しい。
太鼓が鳴って終了!
後ろに下がって正座をしたら、切り返しが始まった。
西村は既に腰が立たずそのままとした。
完全に伸びたのだ!

着替えてもしばらくは動けず、小休止。
自宅に帰れば十一時で妻が心配をしていた。
西村は満足感で上機嫌だ!

(西村の今の咬合は、今はいくら稽古をしても左足に疲労を残さない。
身体全体が緩やかなのだ。
やや低めの咬合で前方への動きの規制をさせていない噛み合わせなのだ。
そのため、起立筋の緊張が少なくハムストリング筋、フクラハギの筋肉郡の回復が早い。
そのため、松風館道場の稽古に足が耐えられる。
坐骨神経痛のあと、痩せ細っていた左足ふくらはぎの筋肉が右足のそれより太くなった。
体の押し出しが効くようになってきたのだ。
しかし、そのために身体のやや前屈傾向が始まる。
やや御尻が後方へ引っ張られる。
身体の立て寸が縮まる方向へ行き、身体全体の張りが消える。
この咬合をやや高くし、前歯の被いを軽く付ければ良いと思う。
咬合を高くし過ぎると、朝方足をケイレンさせることもある。
被いを少し付けると、身体の重心がやや前に出て出会い足がスムーズになる。
しかし、少し強すぎると顎が後方へ押しやられ、首肩の凝りに来る。
生活レベルの合格基準の咬合、剣道レベルの咬合基準が違うのだ。
この両者の融合をはかった所を探すが、なかなか難しい。
技工士さんが言う。
「院長!
仕事の時に歯、くつろぐ時の歯、剣道の時の歯、睡眠時の歯
別々に作った方が良いよ!」と言う。
それぞれのベストの咬合は分かっている。
しかし、おりあい点を見つけるのに約20年懸かっている。
いまだに模索中だ!
この様に西村の身体は咬合一つで全く変わってしまうのだ。
この中で、確信を持った治療方法で多くの人を救っている。
未だ神様に剣道も上手くいく咬合を探せと、咬合の探究の修業をさせられている様な気がする。

今、闇雲に剣道の稽古をしているが、八段の受験に備える身体を支える、高いレベルの咬合基準を身体を通して探究しろとの神の啓示の様な気がする。

追伸:
剣道着の用意をし始めたのが夕方六時、帰宅したのは十一時。
約五時間剣道のために時間とエネルギーを費やした!
これが西村の至福の時!
(尚、日中の仕事そのものは、剣道の至福の時を上回る至福の時、、瞑想に近い快感なのだ!
だから剣道が仕事を犠牲にすることはないのだ。
歯科医の仕事は天職なのだ。
時々変な人がこれを壊しに来るが!それも仕方がないか。
有名税と理解しておこう。)



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