入歯を直したら、頭痛薬と胃の薬がいらなくなった!
インターネッットを見て来院された、60歳の女性の患者様
今日、6ヶ月間の期間を経てインプラント併用総義歯が完成調整終了となった。 患者様の言葉 「先生!私は何時も頭痛薬と胃の薬を持って動いていたの。 それだけでなく、夜中に胃が痛いと飛び起きて主人を悩ませていたの。 それがすっかりなくなり、お薬はさようならです。 でも困ったことが起こったの。 ご飯が美味しく食べられるから少し太って来たの! 贅沢な悩みですね! でも、家族は昔の私を知っているから、本当に食べれるのと、不思議そうな顔をして聞くのよ。 大丈夫よ!と言うが、信じられない顔をしているの。」 いかに大変な状態だったかが伺える言葉です。 西村の入歯はこの辺りの効果が出る様に作るのだ!
初診で来られた時は下顎の歯槽堤が極端に吸収していて、そこに小さな義歯が入っていて、動き回り痛くて噛めなかった。 顔貌も顔が短縮した顔で、下顎が極端に短く。顎の無い顔になっていました。
下顎に2本埋めたインプラントが使える様になるまでは、治療は困難を極め、何ともならなかった。 それでもインプラントが使える様になるまでに、それなりの義歯の形を探って来たが痛い、動く、大きい、噛めないは解決しなかった。
基本的な問題点は顎が後方へ落ち込み、顎関節がやや脱臼状態なので義歯の技術だけでは追いつかないのだ。 犬歯の位置でしっかりと噛めて、顎を前方に誘導して顎関節を正常な状態にしなければならない。 この操作は義歯だけでは不可能なのだ。
インプラント埋入後3ヶ月が経ち、オーリングゴムでボタンの様にしっかりと義歯をインプラントで維持し、支えも盤石の状態になった。 すると状況は一変し、しっかり噛めて全く痛くない、入歯はピクリとも動かない! 顎の関節はみるみ改善し、何でも噛める様になった。 ここからは顔貌の審美的回復に力を入れる。 今日、最終調整が終わったとき、先ほどの有り難い言葉を頂いた。
インプラント併用義歯は、入歯の概念を全く変えてしまう。 西村は長くこのシステムで入歯を作っているが、今のところ100%成功を維持している。 世界的にも総義歯はインプラント併用がスタンダードになっている。 日本は遅れている! もちろん、通常の義歯も作っているが、その仕上がりの良さは全く持って比較にならない。 皆様!ご飯が美味しいと言われる。
|
|