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- 杖を突いても歩けない程の、ひどい右膝の痛みが消えた! - 西村雅興 [2017年6月16日(金)]



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杖を突いても歩けない程の、ひどい右膝の痛みが消えた!
西村雅興
2017年6月16日(金)
杖を突いても歩けない程の、ひどい右膝の痛みが消えた!

誰もがこのように奇跡の様な結果が起こるとは限らないのでその積もりで読んで下さい。
歯科的に症状に密接に関係ある原因が有る時、奇跡は一晩で起きます。

西村歯科医院の処方された方が多く行かれている薬局のもと御主人。
今は人に任され、遠くで薬局をされている。

当時、その薬局でよくお話をしていた。
彼は約20年前、心臓の調子が悪い、とにかく体調が悪いと訴えていた。
口を診ると悲惨な状態だったので、先ず私に口の中を治させてみたらどうかと提案をした。
上は6本の歯を残し、歯牙支台の可撤生ブリッジ、下顎は総義歯にした。
すると、不調はすっ飛んでしまった。

それから20年後、義歯にひび割れができ来院された。
この間1回も検診に来なかった。
その場で修理ししたが、何せ20年の流れが義歯の材料の劣化が進んでいた。
本人も「凄い事だ!20年間ビクともしなかった。十分元は取ったのでこれから先を考えて新しく作り替えると言われた。」
その日の帰りがけに、右膝が痛くて杖をついても歩くのやっとで往生していると呟いた。
え!と思い、改めて口腔内を審査した。
右上上顎結節の過大肥大があった。
これが有ると筋突起がこれにぶつかり、顎は左に動かない。
その結果、顎位は常に右に偏在する様になる。
重心は極端に右に偏り右膝への過重負担になる。
彼はあらゆる治療を受けたが治らない。
薬剤師だから薬で治せるかといえどもそうはいかない。

彼の治療の依頼は総義歯の再制作である。
彼は膝の痛みの治療を依頼はしていない。
ここで、西村は悩むのだ、何をすれば彼の膝の痛みを治せるかを知っている。
西村だけの秘伝の治療方法があるのだ。
過去に100人以上治した実績もある。
これを告げるべきか、否か!悩むところだ1
よく知っている関係だから、このまま見捨てるわけにも行かないので、一応の説明と治療を提案した。
彼は是非やってくれと申し出た。
 その場で処置をした。
顎は大きく正常に動く様になった。
翌日消毒に来た。
待合室に座っている彼に「膝はどう?」と聞いた。
「ほれ!杖はもう持っていない!凄い物だね!」と言った。

総義歯を作る過程で少し背筋を伸ばし姿勢をかなり良くした。
終了後、「もっと良くしたいのならば、下顎に2本のインプラントを植えてインプラントオーバーデンチャーにすればまだまだ良くなりますよ。
ただし回数と費用がかさんできますと言った。」
反応はこれで十分との雰囲気だった。

一発で膝の痛みを取ってくれた先生の話しに対しても、次の提案への反応は薄い物だった。
後は彼の思いに沿って症状は改善する。
それならやってくれ!か、今のままで良いと判断するか?これが人生の分かれ目なのだ。

後日談がある。
「先生!腰に痛みを治せる?」との電話があった。
私は彼の腰の事だと思ったのでお出で下さいと返事をした。

来られた方は80才で、上下多くのインプラントにて修復してある。
鉄工所の会長でお金が有るのだろう。
顎が左に脱臼している、おまけに腰椎を金属のステント手術をして固定してある。
そこで、治すにな大げさな処置と時間がかかる事を書面で通知をした。
費用の事、距離のこと、回数等を考慮して今のままにしておくとの返事があった。

薬剤師さんが入歯の調整に来られた時に、電話があった時、貴方の事かと思い受け入れたが、違う人が来たと伝えた。
それでその人からの返事も伝えた。

彼が曰く
「女房が主人の膝が一発で治ったので、腰の痛い人にそれを話したらしい。
俺は直接は知らない人だ。
鉄工所の会長らし。」と言った。
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