[治療例]「もの心ついた頃から前歯のスキ間が気になって、鏡を見るのはもちろん、人前に出るのがイヤでした」という18歳の女子高校生。この前歯のために友だちもできず、明るく楽しいはずの学生生活も送れなかったそうです。
 「大学に進学するので、それまでにキレイにしたい」ということで来院されました。

 専門的には正中離開という典型的なケースで、若い女性にとっては大問題です。

 正中離開の場合、矯正治療をしてもほとんど後戻りしてしまいますから、ラミネートベニア以外に有効な処置がありません。さらに歯の黄ばみも気になるということでしたので、まず歯石を除去して歯の完璧なクリーニングと、レーザーを使ったホワイトニングを行ないました。

 次に歯の色調をチェックしたあと、表面を0.3ミリ削り、型どりをして仮の歯を作ります。そして次のアポイントでラミネートベニアを接着してから、かみ合わせを調整して終了。

 この間、約1カ月。歯をたくさん削らなければならないうえに裏側が金属になる従来の差し歯に抵抗があり、なかなか治療に踏み切れず、いつも鏡を見てはため息をついていたそうですが、キレイな前歯で大学て進学。新しい人生がスタートしました。


全体的にキレイな歯並びですが、前歯のスキ間が気になります。 ベニアをするために前歯を削ったところ。

でき上がったラミネートベニア。自然に見えるように色調を調整してあります。 ラミネートベニアが終了したところ。歯科検診で気がつかない先生もいるくらい自然でキレイです。

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