西村先生との稽古は、いつも楽しいです。(大先輩に対して申し訳ありませんが、素直な気持ちです) 最近はとっても楽しみにしています。剣道なのに、手術の勝負をしているような空気があります。おかしいですかね。 年に2回程度ですが、あの時はこうだったとか、全ての稽古を記憶しいます。
先日の稽古は、西村先生の始動が以前より早かったです。勿論、技前の話です。体が近づいてくるのを感じてしまう。そう思った瞬間、こちらが後手から始まってしまいます。それを解消できませんでした。こちらの気持ちが止まっているところを入って来られるのだと反省しています。
「先」をとられてからスタートですから、攻めるというより、「どうぞ」から始まってしまいました。こちらは「どうぞだけ」だから、西村先生は「安心立命」状態。強く攻め返すと出端を打たれそうに感じる間は、ずっと「どうぞ状態」。待中懸の状態をつくるのすら苦しかったです。まだまだなのがよく分かります。
最後は、遠間から自然に体が出てしまって、完璧な胴に捌かれてしまいました。それまでの攻め負けが、無謀な出に集約されたと思っています。無意識に右でした。。あの一本は心残りです。 次回は、四月にお願いします。先日はありがとうございました。
P.S.本当の師匠には面以外は打たない。でも、その面を打つ機会は最高のものを求めたい。その他の先生方には、「懸中待」「待中懸」の割合を自分の技量で作り上げたい。そう思います。
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