全剣連合同稽古 1/9
昨日の今日は稽古をしない日なのだ。 剣道の連日稽古はしないようにしている。 しかし、原田源次先生にお会いしたいし、武道館へ行く。
到着すると全員正座をしている最中だった。 原田源次先生がおいでになっていないので、控室に行くも見当たらない。 今日は面を付ける気がしない。 ドンパチ竹刀を打ち合うより見ている方が楽しいのだ。 若手新進気鋭の八段を見るが余り興味が持てなかった。 アメリカから一時帰国の青年と話をした。 お勧めの先生はと聞かれたので、山梨の一ノ瀬先生を観るように言った。 スッキリとした良い剣道をするからだ。 【木曜日稽古をしましょうと言いましたが、22日まで千代田の体育館が工事で使えませんので、稽古は出来ません。】 さて、興味があるような剣道が無かった。 終了間際・・・これは良かった。 警視庁の千葉先生と椎名先生の稽古だ。 これは見物だった! お互い合い譲らず! どちらが打っても入らない。 相手の心が崩れないからだ。 千葉先生が一本と合図をした。 千葉先生は上段をとった。 椎名先生が千葉先生に上段を取らせたのだ。 これも両者とも良い打ちが出なかった。 長い稽古だった。
後で、椎名先生との話。 「やはり強いよ!なかなか当てささない。」 椎名先生も当てさせていなかった。 千葉先生はぐっぐっと腕を上げ攻めて来る、やはり少し動かされると言った。 それで、椎名先生が左小手に10センチ程届かなかったことが判った。 この時は引き出されて、打たされていたらしい。 それで距離が伸びなかったのだ。
良い話だから注目を! 椎名先生 「相手が面に行くと言うと、どうぞ!と面を指し出さないといけないのだが、その余裕が無かった!」 西村の椎名先生への話 「千葉先生の小手は速い、小手と面の両方に気がいくと難しい。
さて、宮崎が書いていました。 竹刀の先を相手の左小手から10センチ以上右上に離し、右小手は完全に隠してしまう。 そして、面は見せておく。 自分は面だけに意識がいけば良いから楽だ! 西村は上段相手は得意ではないが、これをやると楽でした。 さすが、宮崎は言うことが違う。 霞でもなし、平晴眼でもない。 相手に面を打たせば取れる。 しかし、相手は面を打てない。 ここで、主導権を握れる。」
椎名先生・・・もう一度やってみる。 次回、二人の稽古が見物だ。
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