スポーツ的剣道から武術的な剣道へ心身が移行していっている様です。 筋肉に頼らず自然な武術的身体動作へとの移行です。 竹刀の持つ意味より、相手との心の駆け引きのウエイトが大きくなって来たのでしょう。 剣道は相手との関係性において、和し愛し教育的打突が出来れば最高です。 西村は原田源次先生との稽古で何時も感じています。 一見敵対する相手と和しながら、自分自身のアイデンティティーを失わない自己啓発です。 指導者にはそこに愛があって、教育的指導的打突があります。
私事ですが! 妻は11歳年下です。 結婚した時は小娘と思いました。 何時のまにか妻となり同格になりました。 そして、母の様な存在になりました。 今や、私は妻のワンちゃん(戌年生まれ)になり、彼女は私の飼い主です。 診療室では院長先生。 家に帰ればお母さんのそばにいる5歳の子供の雰囲気です。・・・61歳の男がこの心境です。 よって、外では思いっきり男を張って仕事が出来る。 最近妻の口癖・・・笑いながら! 「子供は段々成長する、 しかし。貴男は段々幼児化が進み手間がかかる様になってきた。 この犬は手間がかかるし、最近は老犬介護が始まった。」 女性の包容力は凄いと思います。 女性同士の稽古はそれなりに、男性相手には竹刀を越えた異なる次元で接すると、意外な展開が開けるかと思います。 筋力勝負では、圧倒的に男性が有利です。 精神面では、圧倒的に女性が有利です。
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