西村歯科医院　掲示板

お待ちしています。

私も去年の7月から葛藤の世界にいて、やっと自分を捨て切りました。
どういうわけか、西村には六段の時は1億3千万円、七段の時は7千万円。
今回は八段を受けるわけではないが、人生最後の修業の値段は1億円。
執着の権化はお金です。
これを手放せればその分だけ心は解放されます。
今回は手放すものでも取られる物でもない問題ですが、ある人が人間の醜さとお金への執着が引き起こした問題です。
そこで西村が命がけで悩み決断をしました。
身体を壊すくらい、経営困難に陥る位、悩みに悩んだ末に『己の陰を斬る』に至りました。
その後の心は快晴そのもの。
その成果は前回の全剣連合同稽古にしっかりとでていました。
範士八段から立派な面をそれぞれいただきました。
その先生方が手放しで喜んで褒めてくれました。
今まで稽古を頂いた恩返しが出来た様な気がしました。
剣道は最後はその人の心根がでますね。
結局、剣道は打つ前に死ぬ、己の『陰』を斬る・・・につきますね。
般若心経の空の世界へと導かれますね。

前回、大柄な立派な面を打つ先生がかかって来られました。
立派な面を打つが、その先生の心は西村の手の平に乗っていました。
相手の陰を動かし捌くのは簡単でした。
「チョット見せると打ってきますね。そこが甘いですね。」・・の様なことを相手に言ったと思います。
何と！今月号の剣道雑誌を見たら、新進気鋭の八段戦に何度もでる、教士八段だったのです。
失礼なことを言ったと思いますが、立派な面を打つ先生であって、なかなか立派な剣道をする七段だと思ったのです。
面は立派に打てるが剣道の心の部分が、未だ人生で修業をされていないようです。
それでは心が見え見えでした。
元全日本チャンピオン、警視庁師範も八段受験前に西村にこてんぱんにやられています。
八段戦優勝の方も八段を受ける前の年に、西村に10本ぐらい面を打たれています。
新進気鋭の教士八段の多くが同じ目にあっています。
打ち気が強く稽古量と感性と筋力で西村に向かうと、皆様手玉に取られます。
心の動きが波動で伝わると言う事を知らないレベルだとこうなります。
かって、西川先生が石原忠美先生に一本もかすらない稽古を見ました。
西川先生に西村が言いなした。
全く入らないね！・・彼「一本ぐらい入ってもよさそうだが！」
心の違いが剣道の違いに出て、相手に読まれてしまうところですか。
立ってるのがやっとの病み上がりの原田源次先生に誰も歯が立たないのです。

『人生を賭けた勝負』これに臨んだ先生の心の成長は、先生の新次元の剣道になられていると思います。
五月に会えるのを楽しみにしています。

八段戦、最近はいつも最年少が優勝するパターンです。
でも稽古はどうでしょう。
試合で当て合で勝てても、稽古では心で歯がたたないでしょう。
これが剣道です。　

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