前にも書いたが、この剣友会に同僚の歯科医が会員とのことだ。 ある三段の話をした。 彼が言った、日本で最強の三段だと! 西村もそう思う。
『少し小柄な先生と稽古をした。 打ちも感性も鋭い。 ただ、腰の入りが甘い。 剣道的な強さは抜群だが腰の出が弱い。 どこか何かが不思議な感じだった。 六段くらいかな? 試合的感性の鋭さセンスで行けば七段を目指しているのかな? しかし、何かが物足りない! 相手もなかなか打たしてくれない。 西村も打たさない。 少々時間がオーバーしたが稽古を終えた。
後で聞いたのだが、三段との事だ! え!え!・・・それわない! 良く聞くと、高校時代国体選手、玉竜期17人抜きをしたそうな。 20年ぶりのリバイバル組と聞く。 仕事もスポーツのプロだと聞いた。 剣道はやはり高校時代に、如何に本物に鍛え上げられるかにかかっているようだ。 大人から始めた人はこの鍛練する時期の稽古がない。 この先生はその気になれば七段までスーッと行くだろう。 ただし、当てに行く稽古から、打ちに行く稽古、斬り込む稽古への基本打ちをこなす必要があるが。
ある剣友会で見事に腰の入った面を打つ人がいた。 やはり千葉の有名な剣道の強豪高校の出身だった。
西村が過去いつも・・・あれ!と思う人は、必ずインターハイ・国体出場者だった。 腰から奇麗に打って出る自然な動きは、この頃にマスターするのだろう!
|
|