西村先生、こんにちは。
先日NHKでボクシングのイーグル選手を取材した番組がありましたがご覧になりましたか? 私は家でバーベQをしておりましたが、剣道の先生から電話があって録画することができました。 なかなか内容のある番組でした。
イーグル選手とふつうの人の反射能力を比較する実験がありましたが、まったく同じなのです。 絵を見せて反応するのに要する時間は、一流選手も同じだということです。 ではなぜイーグル選手は人間の反応の限界を超えているのか? それは予測だそうです。 相手の足の動きを見ると、次に何をしてくるかということがぜんぶわかると言ってました。 これはすごいと思ったのが、恐怖に対するトレーニングです。 イーグル選手は、恐怖に対する反射を意図的に抑制できるのだそうです。 どちらの話も、西村先生が日頃おっしゃっていることと同じような内容だと思いました。
そして、昨年の全日本剣道選手権決勝の試合で勝負を分けた面相打ちのシーンがハイスピードカメラで分析されていました。 私は気がつきませんでしたが、あの相打ちでは、高鍋選手の竹刀も相手の面を捉えていたのですね。 でもほんの100分の1秒くらい、寺本選手の面の方が早かったと解説されてました。 審判の先生方は、その100分の1秒以下の差に気がついて旗をあげたのかどうか興味あるところです。
もしお見逃しになっていたら、ぜひご覧になってみて下さい。 そのうち再放送があると思います。
柔道オリンピック代表を決める試合を見ました。 私は柔道のことはよくわかりませんが、釈然としない結果でした。 相手と組み合おうとせず、逃げ腰の選手が勝つというのは美しくありません。 剣道はああならずに、伝統の美学を貫き通してほしいと思います。
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