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- 千代田火曜稽古10/7 - 西村雅興 [2008年10月8日(水)]
無意識が攻めを感じ取っている。 - 西村雅興 [2008年10月9日(木)]
Re:無意識が攻めを感じ取っている。 - イソちゃん [2008年10月9日(木)]
Re[2]:無意識が攻めを感じ取っている。 - 西村雅興 [2008年10月10日(金)]
Re[3]:無意識が攻めを感じ取っている。 - イソちゃん [2008年10月10日(金)]
Re[4]:無意識が攻めを感じ取っている。 - 西村雅興 [2008年10月11日(土)]
Re[5]:無意識が攻めを感じ取っている。 - 熊 [2008年10月12日(日)]
Re[5]:無意識が攻めを感じ取っている。 - イソちゃん [2008年10月14日(火)]



無意識が攻めを感じ取っている。
西村雅興
2008年10月9日(木)
攻めは無意識レベルにおいては感じている。

普通のレベルでは自分が今どこをどのように攻められているかは、有意識のレベルに認識されない。
感性が高くなると判るようになる。
礒ちゃんが西村に言った。
「先生!いくら打ってこいと言われても、中丹田をそんなに攻められたら打てません。緩めてください。」
凄い感性だ!さすがはヒーラーだけのことがある。
攻めを緩めたら見事に打ち込んできた。

普通の剣道家には判らない話だ。
しかし、無意識レベルでは感じているのだ。
そこで、西村の前向きのエネルギーが落ちると、相手は思いっきりの良い面を打ってこれる。
指導者は打てなくしておいて打ってこいというが、それは無理なのだ。
引き立て稽古ではその一瞬攻めを緩め、相手に打たす算段をしなければならない。
最初から攻めがないとそれはただの打込み台にしかすぎない。
攻めて攻め合い緊張感を高め、合い和した状態からその一瞬に攻めを緩め、相手の無意識が打てると感じて打たす。
引き立て稽古の妙技がここに有る。
原田先生流の少年稽古の引き立て稽古のビデオでは、それが見事に表現されていた。
指導には指導者の高い意識レベルでの引き立て稽古が必要なのだ。
今回ははっきりとそのことが認識された。
各先生方の引き立て稽古にこのことに意識を持たれれば幸いである。

この丁度逆が、土谷君との稽古になる。
彼の意識が打ちに入り竹刀に意識が走り、竹刀の先が上向きに動き始めた瞬間、彼の面の上が一瞬に空になる。
すると西村の竹刀がそこに反射的にに吸い込まれる。

これを逆手に使うと、相手へのお誘いになり、捌く事は簡単だ。

このやり取りは『読みあい』となり、一種の『覚醒催眠』の世界へと入っていく。
これは感性に優れた剣道家に以外に効果が有る。
誰とは云わないが、有名な範士八段辺りにも通用するのだ。
ただし、範士相手に位を落とさない事が絶対条件だが。



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