頭が前に出ていると相手が打てそうな気になって打って来ます。 首筋をすーっと伸ばし、自分の竹刀の先と自分の鼻先の位置を遠くにすると、相手からは面が遠く感じられるのでむやみには打って来ません。 触刃の間合いで相手の剣先を牽制すると相手はそれ以上は入って来れません。 石川県は八段が一人か二人の県だと思います。 それだけに七段教師の群雄割拠する地域でしょう。 それだけに癖が強く腕っ節の強い先生が多いのでしょう。 触刃から交刃への入り身が勝負の時で、入ってしまえば叩き合いになってしまいます。 ただ古い体質の剣道が色濃く残っているとすれば、それはそれで揉まれてみるのも修行です。 ただ昇段向きの稽古ではありません。
間合いが深くなったとき、相手が打って来ても心乱さず胴を返して左右に捌く。 相手の起こりを軽く小手を打つ・・・・が良いでしょう。 一緒になって面を打ち合うとチャンバラになってしまいます。 Y先生は正統派の剣道をされます。 出来るだけ懸かるようにすると良いでしょう。
|
|