アオキ君! 『私はこの一カ月ほど、まともに稽古をしていません。 仕事が楽しいです。忙しいです。 土日も会社に出ています。剣道できません。 でも、不思議です。気力は満ちてます。 今、稽古したらとても強いと思います(笑) 何でもできる気がします。』 ・・・・これこそが剣道そのものです。
10年ぶりに剣道を初めて、初めて京都で原田先生と稽古をした後,次の様に褒められました。 原田先生 「良い剣道になっている。」 西村 「先生、10年間剣道をしていませんでした。」 原田先生 「竹刀持つだけが稽古ではない。 お前はこの十年間立派に剣道をして来ていた。 それが剣道に現れている。」
嬉しくて!スーッと涙が流れ出ました。 嬉しさ故の男泣きです。 無一文から命を担保の生命保険,それでリースを組んで開業をしました。 従業員100人の規模まで大きくしたが、それは阿修羅の様な命を懸け闘いでした。 その闘いは真剣勝負の世界の連続でした。 それを理解してくれた師匠の言葉に,ただただ嬉しかったのです。
アオキ君!今が本当の剣道真っ最中です。 存分に仕事をして、自分を抱きしめたいほど満足する日を送って下さい。 そこから得た自信があなたの剣道を高みへと導いてくれます。 野正先生が褒めてくれた稽古そのままに,仕事を一直線へ進んで下さい。 その成果を次回竹刀をもって、西村と対峙した時に示して下さい。
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