久々の書き込みありがとうございます。楽しく拝見しました。 そうですね、僕はやはり胴打ちが得意なんで少々こだわり過ぎたようです。2本程余計な打ちがあったようです。 立ち会ったお相手からですよ・・「先生、受かってますよ・・・」などと言われ、また周りからもそのように言われ自分でも「久々の出来かなぁ」などと思いすっかり舞い上がってしまいましたが、胴にこだわりすぎたかな、という若干の不安が的中してしまいました。 審査員には圧倒的な強さには映らなかったのだと思います。
先般、恒例の近畿地区高段者稽古会に出向きました。その日は全体的に人数がいつもより少なめで、最初から八段元立ちで稽古が始まってしまい、僕は府警の若手強豪と予約していたこともあり少し出遅れてしまいました。
そんな中、京都府警の石川教士にお願いできました。 彼には毎回でも稽古を願いたいのですが人気抜群で今までなかなか機会に恵まれませんでしたが、今回うまくお願いできたという喜びもつかの間、その稽古は終始圧倒されて何もさせてもらえず終わりでした。 僕がこんなこと言うのは自身のプライドからもまた性格上も滅多にない(余り良いことではない・・・判っています)のですが、何ともそう言わざるを得ないような稽古でした。 この5月にも、審査の前日に武徳殿の夜間稽古の折にお願いしたのですが、その時もまったく歯が立たず、悔しいやら落ち込むやらというより何か明確な目標のようなものが目前に現れすっきりとしたような気持ちにさせられたものでした。
僕なりの分析では、西村先生がよく言われていた、とにかく足主導です。典型的にそうです。そして打ち、体制すべてに始末がきれいです。打ってもも守っても崩れがありません。それと、構えた瞬間に感じるゾクッとする入り身の妙です。
西村先生には是非とも一度彼の剣風を見て分析解説をお願いたいと思います。 今月?剣道時代付録の東西対抗の試合DVDに彼の試合もでています。 もし手に入るようなら見てみてください。厳しい良い試合でした。
失礼します。 久々の書き込みで少々長くなりまして申し訳ありません。 青木君も嬉しいでしょう。
追伸:先般ご逝去された賀来先生のお弟子さんが、京都の稽古会の 折、先生揮毫の手ぬぐいを持って来てくれました。 「天地自然」と書かれていました。
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