全剣連合同稽古会12/6
今年最後の全剣連合同稽古会だ。 仕事は4時で打ち切り武道館へ向かう。
最近、剣道専用の歯を作った。 入れた途端に背筋に芯が一本は入り、頸椎が伸び目がカッと見開く。 瞬時に変化する覚せい剤を飲んだ様に変わるのだ。 西村は一瞬に覚醒し戦闘態勢に入る。 最近剣道への意欲が消えたので、自分を励ます意味で作ったのだ。 効果は抜群である。 西村の噛み合せ調整で鬱病で会社を数ヶ月休職していた人が、薬無しで全快した人もいる。 西村の一度の噛み合せ治療でオリンピック予選のテープを一位で切った人もいる。
原田先生との稽古もしっかり十二分に出来た。 野正先生との稽古も十二分に出来た。 何かが乗り移った様な剣道が出来た。 野正先生が言った「あっという間に面を打って過ぎ去って行った!」 「西村の速さに感心され、一体どうしたのかな?」 20キロほど減量したと言ったが、歯のせいとは言わなかった。 ニコニコされ感心されていた!
先日、原田先生の歯を直したせいか、背筋も伸び顔もしっかりされていた。 前日、審査会と稽古が有り、今日は少しお疲れが残っていたらしいがお元気で何よりだ。 車中でポツリ「岩手で八段一次が二人受かった。岩崎も近いなあ!」
山梨の一の瀬先生から聞いた。 轟先生が八段一次に受かったと。 地元に帰り週五回は稽古をされている様だ。 私は轟先生が沖田先生に打った胴を見て以来のファンなのだ。 この人が八段にならないで誰がなるのか?と思っているくらいだ。 インターハイ個人優勝、インカレ個人優勝素晴らしい感性の持ち主だ! 一の瀬先生に言った「あの人の感性は尋常ではない素晴らしい物だ」 一の瀬先生も頷いておられた。 膝を痛めていなければとっくに八段の先生なのだ。 五月を楽しみにしています。 この秋は中央大学のOBが多く八段一次に受かる当たり年の様だ。
岡田さんへ 電話の後、ずーっと考えていました。 相手より一枚岡田さんの方が上だった様ですね。 この時、必死になれない罠にハマる。 よく見えるから相手を十分に見て捌いてしまうとこれはまずい。 審査員から見れば打たせてしまった、そこを捌いた形になる。 体の先で動かし、引き出して、相手の心が動いた、その瞬間捨てる!これしか無い様な気がします。 五月はここを留意して受かって下さい。
さて、西村が指導をすると皆様、あっという間に七段に受かってしまう。 これは原田先生から教わったエッセンスを身体を通して教えるからだ。 審査委員の見たい打ちは、打ちがどうだったかではなく、どのように打つ準備をして、相手をそれに誘導し、その瞬間捨てるか!これを教えているだけです。 私が見事に打たれ役を演じ、体得してもらうのが指導方法だ。 相手に身体で覚えて頂けると・・・大体は受かってしまうのだ! 剣道の本質を身体で理解させればあっという間に七段だ。 寂しいのはその後、元立ちに立って西村と稽古をしない事だ。 それも分かる・・・相変わらず西村と稽古をすると手玉に取られるからだ。 いくら教わっても、同じ段の人に手玉には取られたくない気持ちは分かる。 七段の位の修行を励む人が少ないのが残念だ!
今年の剣道の稽古回数は何回だろう? 6回くらいかな? 稽古は原田先生との時だけで、後は身体慣らしと指導だけだ。
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