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- 武道的思考 - 西村雅興 [2010年12月12日(日)]
Re:武道的思考 - 剣悠 まえしん [2011年1月25日(火)]
リンクの承諾ありがとうございます - 剣悠 まえしん [2011年1月31日(月)]



Re:武道的思考
剣悠 まえしん [HomePage] [Mail]
2011年1月25日(火)
初めて書込みさせていただきます。沖縄の 前泊 と申します。

2年ほど前から、先輩より西村先生の掲示板を紹介頂き、拝読させてもらっています。
ですので、以前に紹介されていた柳生兵庫介や日野晃先生の書籍も読ませていただきました。

内田樹先生の『武道的思考』について

「武道的」という観点で、世の中の出来事を縦横無尽の切り口で論理的に解説してくれていると思います。
こと、自分自身の内にある神性を磨き、感覚を研ぎ澄ましていくと宇宙全体と一体化した覚醒状態になり、
人間の身体は必然的に最善の動きを行う。
同じ様に、哲学的にも個人対個人、地域対地域、ひいては国家対国家の相互の立場や観点やまでも分析し
『必然的に最善の動き』を模索されているのだと感じました。

印象に残っているのは、ヴォーリス建築の『仕掛け』はその扉を開けた者しか感受できないという所です。
今、私の剣道において『叩き合い』から『武道的』な稽古への扉を開けられた思いがしています。

もうひとつは、『対立しているものを対立させたまま両立させる』
二つの能力を同時的に開花させるにはそれらを葛藤させるのが最も効果的である の所です。
剣道的に言えば、意識的には攻撃的な攻め、無意識のなかで相手との一体化(敵を作らない)でしょうか。

そしてイチローのバットの動きになぞらえた『出来るだけ決定を先伸ばしする』。
これは、西村先生の過去記事文にある「一瞬の我慢比べ」「手は足の三倍速く動く」に通じるものがありました。


二刀流のはくどー先生HP、カナダの熊先生HP、そして西村先生と、ネットを通して剣道の奥深さを垣間見る
ことができ、目から鱗が落ちる思いで、非常に感謝しています。
(こちらの掲示板で、上記の先生方がつながっているのもビックリしました)

生来、日本的なモノが大好きな、未熟者の剣道愛好家ですが、高齢者の達人という、私の求めていた剣道
の方向性を教えて頂きました。

まだまだ、質問等が出来るほど自得していませんが、右足の滑り出しから『月影』の雰囲気が感じるように
なり、無意識の活用の邪魔をする『打ち気』を抑える段階の修行中です。
剣豪小説のような世界が、少しづつ垣間見れるれることに、嬉しくも楽しく稽古に精進しています。

つきましては、過去ログ検索もあり、膨大且つ貴重な資料を、私達のHPでも紹介したく、LINKの承諾を
お願いしたく存じます。

剣悠 HP →  http://www.k5.dion.ne.jp/~ken_yu/

今後も、私共若輩にご考察を賜りますようお願い致します。


前泊 真



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