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- 教わる心・・・準備、時期 - 西村雅興 [2012年4月27日(金)]
西村先生へ - 岩崎 [2012年5月11日(金)]
Re:西村先生へ - 西村雅興 [2012年5月14日(月)]



教わる心・・・準備、時期
西村雅興
2012年4月27日(金)
今日は久々の事だが、体が風の様に動き、一瞬で相手を通り過ぎて面を打っていた。
自分でもいつ打ったのかわからない。
当然、相手も何故面を打たれたのかわからない。
色もなく風すーっと吹く様な感じで打たれたのだ。
相手が言った。
「瞬きをする瞬間に打たれた感じです。」

いつもの西村の言っている事は、攻めて起こして打つ、攻めて緩めて起こして打つ。
打つ前に相手の心を動かして打つ・・・いつもこれを言っている。

しかし、これとは全く次元の違う打が出たのだ。
この様な事は年に一回ぐらい起こる。
打つ前の攻め合いもなく、相手の心を起こす事もなく、体が風になり相手に向かってスーと出ている。
自分の意識とは全く無関係に体が前に出て面を打っている。
西村に意識がないから、相手も何も感じないのだ。
ただ、西村が打って出ていると目は認識するが、当人は全く反応しないのだ。

これは全く説明が出来ない。
無意識が勝手にしたことだから。

いつもは、捨てて入って、相手の反応に無意識が反射的に反応するを言っている。
しかし、今回は相手は構えたまま、西村も構えたまま。
技前の動き、攻め合い、心理作戦等は一切無しだ。
これは究極の極意なのかと思うが説明が出来ない。

Sさん
9月3日から体育館が休館になる・・・剣道が出来ない。
Sさんはそのため、前から西村に聞いていた【松風館】へ稽古に行ったらしい。
そこでの剣道の稽古ぶりに感激していた。
金曜日の基本稽古に行った時の話をした。
あれはキツイですね!30分で音をあげました!
西村が500円入れれば稽古が出来る、有り難い事ですよねと言った。
彼は入門(会員)になったと言った。
彼の剣道は本格的なる事だろう。
六段をとって間もないが、直ぐに七段に受かるだろう。

H君
ない事に、西村に打つ時の左足の事を聞いてきた。
普段、指導をしても聞いていない様な反応だった。
どこかで面を打った時の姿勢について注意を受けた様だ。
丁寧に教えると砂に水がしみ込む様に吸収していった。
求められれば教えるの簡単なのだ。
要は教わる方の準備が出来ていないと伝わらないのだ。

人に教わるタイプの彼ではないが、今日は違った。
教われる人の心が成長したのだ!
剣道上達の秘訣は【教わり上手】なのだ。
  〃      【真似上手】 〃
  〃      【研究・工夫】 〃
  〃      【素直な心】  〃

貴男はどうだろうか?

では、西村はどうかと問えば?
原田先生には【教わり上手】です。
【研究・工夫】は大好きです。
【真似上手】です。
素直な心・・・・?です。



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