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- 道場を見て! - 西村雅興 [2013年5月11日(土)]
六段審査ご報告 - 青木 [2013年5月13日(月)]
Re:六段審査ご報告 - 西村雅興 [2013年5月16日(木)]
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五段合格の報告 - 孤老の剣士 [2013年5月13日(月)]
五段合格おめでとうございます。 - 西村雅興 [2013年5月13日(月)]
お言葉ありがとうございます - 孤老の剣士 [2013年5月16日(木)]
研究工夫、練習稽古が楽しい。 - 西村雅興 [2013年5月17日(金)]
Re:研究工夫、練習稽古が楽しい。 - 孤老の剣士 [2013年5月18日(土)]



道場を見て!
西村雅興
2013年5月11日(土)
道場での他の人の稽古を観て・・・・つくずく思う事。

竹刀で当て合いの稽古をしている・・・いや!当て合いゲームを楽しんでいる!
練習量と感性とスピードの勝負になる・・・これが一般的剣道だ。
西村はかっては凄い腕っ節をして、竹刀を振り回して相手を打っていた。
西村はいつも鉄の棒を振っていると学生時代から評判だった。
あの西川先生が女性程小柄な痩せっぽちの細い石原範士九段に全く手も足も出ない稽古を観ると・・・何かを考える必要を感じた。
自分が先に打って出ているのに原田先生には面を打たれる!
ある時期から剣道をもっと深く知るべきだと考えた。
先人の残した極意、剣道歌、その他にヒントが沢山有った。
師匠の剣道をビデオで見ると正にヒントの玉手箱だった。
ここからのヒントを纏めたのがこの書き込み集です。
心の問題、肚の問題に最後は行き着きます。
しかし、現実の稽古では皆様は形、動きに意識が集中しています。
この動き形の纏めが青木君の纏めてくれた内容です。
西村が研究した内容を駆使して相手に対峙すると、相手の期待するゲーム性が無いので、得体の知れない空気みたいな相手と稽古をしていると感じ、面白くないのだ。
それゆえ指導を願う人は懸かって来るが、勝負をしたい人は懸かって来ない。
いわゆる剣道の行き着く先はこのような状態になる。
お互いがこのレベルになると勝敗はつかず、いわゆる『相抜け』になる。
構え合っているだけで気の交流が盛んに起こり、結果として打って出た方が負けと悟る。
お互いに相手のレベルが理解し、打ち合う事無く、満足した稽古となる。
湯野範士が打たない稽古をしなさいと言ったのはこの事なのだ。
打ち合わないと稽古にもならない。
さりとて、西村に勝負を挑んだ人を20本ぐらい手玉にとって全部打ち取ってしまうと、彼は七段になっているが以後二度と西村とは稽古をしない。
西村が誘ってもヒガミ笑いをして応じない。
青木君が「西村先生が八段になると稽古をしたい人は沢山いますね!」と言ったので
、ついその気になったことが有るが、仕事に意識を集中、人生を楽しむ選択をした。
剣道の深い、玄妙な所を知りたい人、昇段を目指す人とは稽古をしたいと思う。
その稽古はもっぱら西村が打たれ役の指導稽古です。



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