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- 佐藤博信先生を偲んで、過去ログから - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
1-過去ログから - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
2-過去ログから 一瞬のタメ - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
3-過去ログから 攻めの瞬間 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
4-過去ログから 意識波動を試す - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
5-過去ログから 噛み合わせと運動 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
6-過去ログから 意識の変化と剣道 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
7-過去ログから 意識の変化と剣道続き - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
8-過去ログから 意識の変化と剣道続き2 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
9-過去ログから 佐藤先生に聞く - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
Re:9-過去ログから 佐藤先生に聞く - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
10-過去ログから 佐藤先生に利く剣道形 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
11-過去ログから  - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
12-過去ログから 闘っていない先生方 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
Re:12-過去ログから 剣道は何故難しいか・ - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
14-過去ログから 佐藤先生との稽古 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
15-過去ログから 佐藤先生との稽古 続き - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
16-過去ログから 佐藤先生とゆっくり話をする - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
17-過去ログから 剣道の強さとは? - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
18-過去ログから 佐藤先生と宮崎の稽古 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
19-過去ログから 佐藤先生のつぶやき - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
20-過去ログから 位が変わるきっかけ - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
21-過去ログから 佐藤先生カナダへ行く - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
22-過去ログから 佐藤先生カナダへ行く続き - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
23-過去ログから 殺気 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
24-過去ログから 捨てる稽古 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
25-過去ログから 左踵で受ける - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
26-過去ログから 左踵で受ける - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
27-過去ログから フェード・イン - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
28-過去ログから 八段の受験 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
29-過去ログから 八段の受験 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
30-過去ログから   驚異の咬合顎 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
31-過去ログから   範士八段との稽古 - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
32-過去ログから  相手の動きを読む - 西村雅興 [2014年1月10日(金)]
33-過去ログから  明治村佐藤先生の4回目の優勝の裏 - 西村雅興 [2014年1月11日(土)]
34-過去ログから  佐藤先生の面打 - 西村雅興 [2014年1月11日(土)]
35-過去ログから  佐藤先生の面打 - 西村雅興 [2014年1月11日(土)]
36-過去ログから  佐藤先生の面打 - 西村雅興 [2014年1月11日(土)]
総括 - 西村雅興 [2014年1月11日(土)]
剣道雑誌  佐藤先生記事 - 西村雅興 [2014年1月21日(火)]
 一瞬のタメ+右ヒザを使う - 西村雅興 [2014年1月27日(月)]
過去ログ1-ここから教わる事 - 西村雅興 [2014年1月21日(火)]
用の攻め! - 西村雅興 [2014年1月24日(金)]



8-過去ログから 意識の変化と剣道続き2
西村雅興
2014年1月10日(金)
引き金を引いたのは永松先生だ!
先生の攻めは入りから、西村の差し出した面を打とうと無意識が思った瞬間、左拳が10センチほど体から前に出た。
無意識が面打ちの予備動作を起した。
この瞬間、西村から見れば面を打ての合図になる。
先生の無意識の予備動作を西村の無意識の感性がとらえて、面を打てと心が言った。
見事に面が入った。
先生の方が全てにおいて先を取り懸かりを取っている。
西村の方全体として同調しているから『待』なのだ。
しかしこの『待』には『懸かり』が潜んでいる。
『待中懸』
相手を存分に働かせて取る・・柳生流の『活人剣』なのだ。
打つ前に既に死んでいる。
先生の十分な攻めに『面を指し出す』これが呼び水になり、さすがの先生の無意識も動いた。
西村の無意識レベルの反射はこれを見逃さなかった。
自分を守る為に面を一瞬に打ったのだ。
打ち取ろうと思えば打てない!
自分を守る無想剣が身を守ったのだ。
その方便として面を打っている。
もし、竹刀を忘れて居れば、先生の打ちが鋭い時は体は無意識に体を捌き抜き胴になる。
竹刀に意識が行くと身を守り返し胴になる。
何にしても『相手に打たせれば勝ち!』これが剣道なのだ。
しかし、打つ前に死ぬ覚悟があって成り立つ。

稽古の後挨拶に行くと、「最後の面は参った!」と言われた。
先生いわく
「数本良いのが有った。
最後に一本取っておこうと面を打ったら、逆に見事に取られた。
『参った!』と思った。
あの一本は参った!」
西村
『先生の左拳が動くまでの西村の我慢でした。」と言った。
棒身、面へのお誘い、一瞬の我慢比べ・・・覚醒催眠そのものの世界です。

お隣の佐藤博信先生に「お久しぶりです。」と言うと。
「隣で見ていたよ!
(佐藤先生の右が野正先生、左が永松先生)
剣道を楽しんでいたね!」とニコニコしながら話された。

この半年間の体調を壊さんばかりに人生を賭けた悩みに決断した。
『先ず先に死んでから、決断をする。』事が、今日の剣道に見事に反映していた。
島田虎之介・・・の言葉が思い出される。

剣道は心の反映です!



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