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- 心の操法 - 西村雅興 [2007年11月2日(金)]
お礼 - 女性剣士 [2007年11月7日(水)]
お目出度うございます! - 西村雅興 [2007年11月8日(木)]
すばらしいアドバイス有難うございます - 女性剣士 [2007年11月9日(金)]



お目出度うございます!
西村雅興
2007年11月8日(木)
お目出度うございます。
女性の四段は男性の六段に匹敵します。
前回見たビデオでは一回で受かる片鱗が見えていました。
剣道そのものはしっかりとしていると思います。

さてアドバイスですが・・
ほとんどの人が面蒲団を目標に竹刀を当てに行きます。
そうすると面に当たる20センチ前まではスピードがあるが、無意識にそこからスピードのブレーキをかけてしまいます。
面を打つことは額越しに咽まで斬り落とすことです。
そうすると、面蒲団では最速で当たります。
ここの理解が出来ていないと・・・・
審査員から見て軽いと思われます。
振り方打ち方は今までと全く同じで良いのです。
竹刀の最終目標位置が咽と思って、額から咽へと打ち込んで行きます。
一味違った面になります。

さて、女性で一回で四段を受かると言う事は相当に強いです。
指導者に恵まれているからでしょう。
ここでもう一つのアドバイス。
試合にも強い剣道もそこそこ出来る・・・・ここまでは稽古で出来ます。
しかし、上を目指す剣道は稽古を越える何かが必要です。
それは意識改革です。
ほとんどの人がそうですが、特に女性に多い!
面を打った後右に抜けていく傾向が強いです。
西村はこの面を『覚悟の無い面、相手と勝負を避けている面』と言っています。
大切なことを書きます。
『面を打った時、相手が死んでいるか、自分が死んでいるか、両方が倒れて死んでいるかです。
面を打った後の体捌きを考えている、相手との激突を避けている、この時は面を打ったとは言いません。
命がけの面とは言いません。
勝負も覚悟もない面で、竹刀当て競技に他なりません。
竹刀で頭を触りに行ったと言います。
面を打つ覚悟がない面と言います。
面を打ったとき、右拳が相手の咽を突き破って行きます。
相手の身体が何かジェルの様に軟体な物と考え、そのジェル状の中を身体が突き抜けて、入って行くイメージで面を打ってください。
決して面を打った後の相手との身体のぶつかりは意識をしないことです。
無意識のこの覚悟の程が相手への攻めであり、相手の居つきを誘う動きとなるのです。
だから、打つ前の僅かな動きの中に相手は貴女の覚悟を感じ怯むのです。
勝負はここで既に決まっているのです。
数多く面打ちの稽古をするよりも、覚悟の出来た面が何本で来たかがその日の成果です。
ぶつかった相手がすっ飛べばそれは相手が未熟なのです。』

腕にかなり差がある場合は相手への配慮が必要ですが・・・
同格以上には本気で面を打ってください。
多くは竹刀当てゲームに終始して楽しんで入るだけの人がほとんどです。
覚悟のある面を遠慮なく打てる、良い元立ちと稽古をすることです。

当面の意識に置く事・・・
自分の進行方向はどんなことがあっても相手の真っ正面にぶつかる。
床でいうなら自分のヘソが床3枚の幅から外へズレないことです。

この辺りを意識して面を打ってください。
指導者から何らかの反応があると思います。
成果が出たらご報告をしてください。



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