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- 原田源次語録その13 - 岩崎敬郎 [2004年4月23日(金)]
Re:原田源次語録その13 - 田伐正人 [2004年4月23日(金)]
西村も実演します。 - 西村雅興 [2004年4月23日(金)]
Re:西村も実演します。 - 田伐正人 [2004年4月24日(土)]
すっと腰を押してやる! - 西村雅興 [2004年4月23日(金)]
原田源次先生の思い! - 西村雅興 [2004年4月27日(火)]



すっと腰を押してやる!
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2004年4月23日(金)

先ず最初に息子様の高校合格お目出度うございます。

『師匠「あのなぁ、柳生の講習会の時に教えたんだよ。
   出るときにすっと腰を押してやる。
   そうすると相手の出のところをすとんと打てるように
   なった。それで八段合格。」
岩崎「八段製造機ですね。」
師匠「あのなぁ、誰でもそこは持っているの。
   ただ気付かないか、気付いてもやらないだけ。
   俺は八段製造機でも何でもない。
   気付かせるのにちょっとしたポイントを知っているだけ。
   後はやるのは自分だから。
   誰でも八段に慣れるんだよ。」』

西村は、ここの稽古を外れかけると、注意を受けます。
「オイ!足が出ていないぞ!」
上手に引き立てられて、コツを教えて頂いています。

前回の稽古では初太刀が思わずにスッと出ました。
西村の面は先生の真ん中を捉えましたが、後からゆっくり考えると先生の竹刀が一瞬早く西村の左寄りの面を捉えていた様な気がします。
それでも最高の色がない面を打てました。
これは幸先が良いと欲が出て、崩れました。
最後に掛け声が懸かりました。
「オイ!足が出ていないぞ!」
上手に面を打たせてもらい、初心を思い出させて頂きました。
ストンと面が打てました。
この感触は私が引き立て稽古をするときと同じでした。
西村も知らない内に真似をしている様です。
師匠が我が身をもって、レベルの高い「そこ!」を教えて下さっていると、しみじみ感じました。

ちなみに、先生が短距離のスタートの仕方を教えるときも同じです。
同じ話しを聞きました。
「ぽっと腰を押してタイミングを教えるのさ。
そのとき、すーと足が出るコツを掴むんだよ。」
これは武術的に体の前方移動において、ぎりぎりを過ぎると、無意識が反射的に体を立て直す為に勝手に動く動作です。
無意識が動かしますから、一瞬を捉えます。
何事もコツは同じ様です。
末續選手のスタートがこれの様です。


もうすぐ京都です。
出会いを楽しみにしています。



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