全剣連合同稽古
今日は剣道が出来ると思っていたら、そうは行かなかった。 遅れて武道館へ到着。 ソニーのハイビジョンビデオカメラを買ったので師匠を撮影する。 横長の画面で映像は抜群だ。 30分ぐらいは撮れたと思う。 新宿へ送っていく途中に先生が言った。 「おまえがビデオを撮っていたので、相手に合わせて出て行く面を意識して打ってみた。」 未だ見ていないが、先生の意図はよくわかる。 早速それを実行してみよう。 それには先ず稽古に行かなくてはと思った。 先生は今回体調が良かった様だ。 来月の稽古が楽しみだ。
最近最後の15分間は八段同士、教士が範士に懸かる事になっている。 教士八段も元に立っていればそれなりに立派に見えるが、範士に懸かると少し切れ味の良い七段程度にしか見えない。 教士八段と言えども、切れ味良い面が打てるだけで、肚が出来ている様には見えなかった。 八段合格基準はこれだけだと思った。 面打ち一本の今の剣道の方向性は少し危ういという気がした。
今月号の剣道雑誌に『胴』の特集が組んであったが、それは良いことだと思った。 しかし、胴を打つ為に本当に必要な、『相手の呼び込みと、膝を使った滑落による体の捌き』については書いていなかった。
五月の四日はこの返し胴の足腰の捌き、手の内を説明したいと思います。 相手の横を風が抜ける様な体の捌きです。 ただし、原田源次先生流の抜き胴は出来ません。
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