初めて、京都大会の朝稽古そして、剣道談義に参加させていただきました。
京都への出発前は、知っている方は西村先生とネットの先生方だけ、それも知っているといってもお会いしたことは一度もない。多少不安でしたが、今は充実した3日間が送れたと満足感でいっぱいです。
西村先生、そしてネットの先生方、本当にありがとうございました。
西村先生には、4日の朝稽古の後、4日の剣道談義、そして、5日の 朝稽古後と合計3回もご指導を頂きました。
ご指導頂いた内容を私の記憶に深く留めるため、そして今回参加できなかった方の多少なりとも参考になればと、拙い文章ですが書き込みをさせて頂きます。 (先生、短い期間にたくさんのことを教えていただきましたので、もし誤解しておりましたら、ご指摘お願いいたします。) ・面は相手の喉まで切る 今までの振り上げでよいから、「相手の喉を意識して打つ」と注意して頂き、何回も面を打たせて頂きました。最初は、「今のは面布団」数本後、「今のは鼻まで」そしてまた数本後、自分で「あ、良い感じ」というのが3本打てました。まだまだ喉まで到着していないとおもいますが、このときの自分なりの気剣体の一致した打ちの感覚、具体的には、打った瞬間の右足の着地と背伸びをするような感覚、腰の入り、左足の引き付け、左拳の位置を 忘れないように稽古をしたいと思います。 先生の仰った「従来の面打ちは六段まで、七段を目指すならこの喉まで切る面打ち」・・・肝に銘じます。 先生との稽古の後、末永先生との稽古を面をはずして、見ているよう言われ、拝見しておりました。西村先生は、片手突き、それに対しての末永先生の面打ちです。3回、4回と繰り返しているうちにそれは、それは、素晴らしい面が出ました。つい先ほど朝稽古で拝見した八段の先生の面です。しっかりイメージを脳に焼付けました。
・竹刀の振り方 「喉まで切る面」を打つためには、竹刀を振り上げるのではなく、左肩で押し出す。右足のすべり出し時、左肩を前に出さずに残し、左足をける瞬間に押し出す。この左肩のエネルギーを左手を通して竹刀に伝える。押し出せば、自然と振りかぶれる。 この時、右手は、構えていた位置より上に上げない。(私の場合、竹刀と一緒に上がっていた。これは出小手の餌食となる。) 打ったとき、左拳は鳩尾に収める。そのためには、左脇を締める。左手、右手とも中指と親指を締める。
・構えた時の左拳の位置を下げる。 左脇が開かないよに、左拳を下げる。
・左手は左腰に載せる 左手は、左腰に載せて運び、ここだというときまで打ち出すのを我慢する。(先生いわく、手は足の三倍速く動く)
・右足の攻め 筋肉のマイナスから入る。(新幹線の動き出しのイメージ) 相手が反応できない。(手のひらのコイン取り)
・打つ前に捨てる 右足を出しながら、相手に「どうしますか?」と問う。 相手が「え?」そこを打つ。
・抜き胴の打ち方 両手を畳んで手首を返す。同時に右膝を抜く。 (これは、私にとっては、ずっと先の話で、今は面打ちに専念する。)
以上、これから一年間の私の課題です。
最後に、五日の先生に稽古をお願いした後に、拝見させてもらった、岩崎先生との立会い深く心に焼きついております。
両者、まったく動かず、あたりの空気は緊張に包まれ、静まりかえっている。時間だけが、5秒、6秒と経過してゆく、見ている私が息苦しくなって深く息を吸ったその瞬間、両者同時に面に打って出る・・・・・・・
西村先生、ネットの先生方ありがとうございました。
埼玉 並木
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