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- 千代田火曜稽古から - 西村雅興 [2006年5月9日(火)]
Re:千代田火曜稽古から(返信) - 杉山廣男 [2006年5月10日(水)]
Re[2]:千代田火曜稽古から(返信) - 西村雅興 [2006年5月10日(水)]
Re[3]:千代田火曜稽古から(受審結果報告) - 杉山廣男 [2006年5月16日(火)]
剣道は肚出決まる! - 西村雅興 [2006年5月18日(木)]



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千代田火曜稽古から
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2006年5月9日(火)
六段受験中の先生
身長は182センチ位ある。
大きな良い面を打つ。

「また、日本一周して試験を受けてきます!」・・・と言われた。
その後
「小手を二本打たれた!」・・・と付け加えた。

西村が言った。

それは良かった!
攻め勝ってたんだ!
それで、面が打てると思って面を打った。
面を打てると思って、打って行くから右手に力が入り、ヒジが少し外に出て引き手になる。
相手から見れば、この大きな人に面を打てるとは思えない。
上から大きな圧力がくる!
大変だ!
どうしょう!
あ!右手が浮いてヒジが外に出た!
小手を打つしかない・・・反射的に小手を打つ。
そこで小手を打たれる・・・・

面を打ったと云う事は攻め勝っていたに違いない。
相手を追い込んで、小手を見せて面を打てば、打たせてあげたようなものだ。
自分では打てると思った時、先に左手が動ごかせば必ずやられる。
後ろ首筋を少し緩め「面を打ってみない!」とチョット餌をまけば、
相手は「え!」と云う感じで面を打とうとする、その『色』が見えた瞬間、勝手に面を打っている。
圧倒的に強さが違えば押し込んで面を打てるが、四分六ではそうはいかない。
チョット餌をまく余裕こそが秘訣なのだ。
打つ前に死ぬ!
自分から先に間合いに入り込む!
攻めを緩める!
相手の心を少しでも動かす算段がないと相手を打つのは難しい。
開き直った時に受かる人が多い。
打ち気が抜けて攻め込んだ時、道が開ける!
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Re:千代田火曜稽古から(返信)
杉山廣男 [Mail]
2006年5月10日(水)
西村先生、面の打ち込み稽古また長時間の質問攻めに丁寧にお答え頂き、更に又掲示板で注意点の再確認をして頂き誠に有難うございます。6段受審が昨年の名古屋で始まりずっと追っかけをやり、とうとう今年また名古屋に戻って受審することになりました。14日までに稽古が出来る日にちが少なく、いつも遅く行くので皆様から驚かれる程本日は早く道場に行き、西村先生を始め諸先生方に、今迄教えて頂いた面打ちの姿勢、機会の捉え方、竹刀操作、審査時間の短さとその短さで如何に自分の良さを出せるか、審査に臨む着装・心構え・竹刀等道具、などなどの確認(身に付いていないためいつの間にやら忘れている点が多々有りました)を自分なりにさせて頂きました。打ち気を抜くことは今まで出来て居りませんので急には無理と思いますが、開き直り(打ち気が多少は抜ける)と必死さ、受審経験が豊富ですから、その中での多少の余裕は出せるのではないかと思っております。自信は、となりますとほとんど、いや全く有りませんが、自分らしさが出せるような受審となるようにしたいと思っております。
本日は誠に有難うございました。
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Re[2]:千代田火曜稽古から(返信)
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2006年5月10日(水)
開き直って、「打ってみろ!」と体を進める。
道が開けるかもしれない。
西村
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Re[3]:千代田火曜稽古から(受審結果報告)
杉山廣男 [Mail]
2006年5月16日(火)
名古屋での受審結果は残念ながら今回も不合格でした。我ながらあきれてしまいますが、何回受審しましても足が地に着いておらず、開き直りが出来ませんでした。技もそうですが、心の修行が全く出来ていないことを痛感致しました。まだまだ懲りずに受審致しますので、今後ともご指導の程宜しくお願い申し上げます。
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剣道は肚出決まる!
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2006年5月18日(木)
圧倒的な練習量・身体能力で相手に勝てればよいですが、そうでない時は差をつけるのは『心』です。
『技もそうですが、心の修行が全く出来ていないことを痛感致しました。』
ここに気がつくまでに時間が懸かるのです。
一つ階段を上がりましたね。
ここの修業が人生に役に立ちます。
受験の度に課題が見えてきます。
頑張って下さい。
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