千代田火曜稽古6/6
今日は久々の快調な一日。 寝ながら考えることもない熟睡からの目覚め。 患者様の対応にも満足、手術も満足で充実した日だった。 最近は枕なしで真っすぐな平面で寝れるぐらいに体は伸びている。
少し腕の立つ人が懸かってきたので、体も目覚める。 相手が強いと快い緊張感と深いリラックス感に包まれる。 深い所に眠っている本能が目覚める快感がある。 相手が若くて速くて強いと本当に楽しい! 一瞬に見事に決まるからだ!
最近、打ち方を指導した六段の人に嫌われたのかと思っていたが、最近懸かってくるようになった。 一本ぐらいは見事に腰の入った面を打つようになった。 彼はこれが出来れば七段だ。
青木君が道場に顔を出した。
先ずは指導の一つ。 貴方ほど剣道を良く知っている人が、面金の窓を知っていない。 窓の一つ下から目が見えていた。 横から見るとアゴが上がった様に見える。 鏡の前で竹刀を構えて、鏡の面の中の目を見ましょう。 窓から目が見えるように面の調整をしましょう。 戦う前の準備が不足です。 この状態では首筋が伸びた構えが出来ない。
先ずは称賛の一つ。 社会人になって鍛えられたせいか、かなり肚が出来てきた。 普通の六段ぐらいに通用する攻めが効かなかった。
称賛の二つ。 西村の指導通り、左肩を下げぎみに脇を締め、左小手腹を胴に沿うように下げて拳を効かせる。 岩崎先生が書いている、原田源次先生の先を取った時の構えだ。 素直に従った後、見事な面を打った。 青い体が弾丸の様に前に来るが、手元はぴくりともしない。 こちらが色を見せた瞬間、カタパルトから飛行機が発射されるような感じで竹刀が面に飛んできた。 (カタパルト・・・戦艦から飛行機を発射させる台) 入り身良く腰が入り手元が打ちに出る機会も見事だった。 これが2回あった。
さて、前回医院で話した内容〔書き込み済み)を体感してもらった。 足の滑り込みの攻めに、右膝の攻めを追加すると、さすがに我慢が出来ずに打とうと起きた。 その瞬間見事に斬り落とされた。 話の内容を体で表現してみました。 どうでしたか。
青木君のの談 「先生構えが変わりましたね! 両肩がスンナリと下がっていました。 前の様ないかつさが消えました。」
そうなんです! 岩崎先生の原田源次先生の先を取った時の構えの説明が、西村は最近やっと体に身に付いてきたのです。 80歳を超えて面に打って出れるあの構えです。 それを貴方に伝授すると、貴方はそれを見事にやってのけた。 今のままで、あの面が出れば十分に六段です。
次の稽古の機会を楽しみにしています。
祖父江さん 今日はカナリ良かったですよ。 打とうとしないで、相手に体を素早く寄せる。 手は勝手に打っていますから。
背の高い先生。 手元の我慢良かったです。
眼帯を外した先生 足をスッと出しての面、気持ちよく出ていました! あれを熟練して下さい。 若手の先生方には起こりを全て打たせてもらいました。 西村を少し本気にさせた証拠ですからあしからず。 次も稽古をお願いします。
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