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- 千代田木曜稽古10/30 - 西村雅興 [2008年10月31日(金)]



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千代田木曜稽古10/30
西村雅興
2008年10月31日(金)
千代田木曜稽古10/30

午後の仕事は充実していたが、仕事が終わりホッとすると、眠気がくる。
最近はライトスコープ(ライト付き拡大レンズ)つけて仕事をしている。
裸眼の1,7〜20倍の拡大で仕事をしている。
精密な仕事が出来るが精根尽き果てる。

妻が車で道場へ送り向かいしてくれる。
車中でウトウトすると、頭は爽快に成り意識がクリーアーになる。
着替え前にシャワーで熱水・冷水を数度繰り返し身体を目覚めさせる。
そこで稽古着を着て、さー道場へ。
足も治り、夜の歩きも順調!

元立ちに立つと、昇段狙いの剣士がお願いしにくる。
六七段の昇段請負人の様だ。
西村の指導に耳を傾ける人はグングン良くなる。
道場の中で西村の所だけが全く違う雰囲気になる。
西村が引き立て、相手は最高の面打ちを願って斬り込んでくる。
ここだけ物凄い雰囲気だ。
周りは当てっこゲームが花盛りなのだ。

さて、小針さんが強い教士七段に良き面を初太刀に打った。
思わず心で拍手をした。
その後も最高の稽古をしていて見惚れた。
最近の西村が指導した通りに稽古をしていた。
西村との稽古も良かった。
まだ攻め口が判っていないようなので少し教えた。
攻め入りに西村が反応を見せると見事な面を斬り込んだ。
このレベルの剣士には次の指導が楽しみだ。
攻め口は原田先生流の攻め口、三橋秀三先生の攻め口を教えるつもりだ。

奥野先生は最近見事な面を打つ。
足腰がしっかりして腰で面を打つようになった。
昇段も近いだろう。
今日の指導は「先生に面は面を打つでは100点だと思うが、斬るには程遠い、七段に受かるには打つではなく斬る意識が大切だ。」と言った。
打とうと思った時は「十分な斬り手」に手の内の絞まりがない。
斬ろうと思うと足腰が刀を持った備えになり、竹刀の振りての内も斬り込みも自然に違ってくる。
速く当てようという意識が消える。
斬る面が一発入れば合格だ!
先生、後は攻め口を教えます。

ある先生が見事な面を打ってきた。
過去最高の面打ちだった!
教える事が何もない!
後で、今日はお見事でしたと言ったら「西村先生が相手に何か話しているのを耳を澄ませて聞きました。そしたらあのような面打てました!」
なるほど、教わるよりも盗む位の方が身に付くのかも知れない。

若手の剣士、身体能力は抜群、面打ちの速さも凄い。
ただ竹刀が肩から出てきて上体が伸び切っている。
ここを改善させたいが、どうしても速く当てたい意識が消えない。

清水さんは素晴らしい肚と感性を持っている。
七段受かってしまうかもしれない。

西村自身は剣道の稽古も練習もない、ただ相手の心が手に取るように見えるのを楽しみながら、指導による心の変化と打ちの変化の成果を楽しんでいる。

四五段が前に出て皆様の前に出て周り稽古をした。
剣道はやっぱり段相応の動きをしている。
大柄な二人、この二人は西村と一切稽古をしない。
西村が教えればとっくに六段だ素養も十分なのに。
勝負をしても相手にされない事は十分知っている・・・惨めな思いをするだけだから。
指導されるのがイヤなようだ。
結局何年も全く進歩がないばかりか、段相応の悪癖が色濃く染まってきている。
もったいない稽古をするものだ。
おそらくこれがこの人の人生の生き方なのだろう。
レスをつける



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