熊の信頼できる剣友に非常に噛み合せに付いて、研究している歯科医の先生がいる。
その先生に初めてお会いした時に、彼は熊の顔を見ると行き成り、「彼方は左上の奥歯の問題が在る、出来ればその歯を抜いてしまいなさい。」とアドバイスをくれた。
その頃熊は左肩が痛く、(今も少し痛い)苦労をしていた。 その原因が奥歯の噛み合わせが悪いからだと彼は指摘した。 それでカナダに帰り歯科医を訪ねて、抜歯を願い出た所、悪くない歯を抜くのは駄目だ、将来この歯が入れ歯になった時、役に立つといって聞かない。
それで歯科医を変えて聞いた、答えは同じだった。そして昨日も別の歯科医を訪れて聞いた。答えはやはり「NO]というか、「考えさせてくれ」、だった。
つまりNOと同じだ。世の中とは、皆、経験値で物事を判断する。 一人の学者が、新説を唱えたとして、其れをすぐに受入れられる度量が無い。
地球の自転、当時誰もが信じなかった。だが地球は自転していた。真実である。世の中情報網が発展して、一般常識なるものは蔓延してしまった。
新しい学説を受入れてもらえる為にはどれだけの時間の無駄と、無知な人間の抵抗を受けなければ成らないのか、考えただけで気が遠くなる。
熊先生、はじめまして! 歯科医師のタカノサチと申します。
西村先生のレスが楽しみですが、レスが入る前に私なら、ということでの話であります。 噛み合わせを無くす方法として、抜くという方法以外として。 噛み合わなくなるところまで、咬頭の部分を削るという方法なら、やって頂ける歯科医師は多いと思いと考えます。 それなら、将来、義歯の設計の際必要になったと仮定しても、復活が可能です。 この方法では、信頼する歯科医師に失礼とお考えでしたらお聞き流し下さい。
タカノサチ先生 ご親切に、ご意見ありがとう御座います。
ただ私に上の奥歯は下に受ける歯が御座いませんで、どんどん下りてきております。だからかみ合わせる歯が無い状態なのです。 役立たずの歯なのです。
インプラントと言うお話もこちらではありましたが、費用の面と、時間的問題が躊躇させて居ります。何しろ保険が利きませんので・・・
京都で診察しました。 一見しただけで肩の問題と歯の状態が一致しています。 対合歯の無い第二大臼歯が提出をして、顎の動きを妨げています。 西村の咬合病治療の典型パターンです。 典型と言うことは効果があると言うことです。 抜くことが治ることです。 次の症状は背中から腰にきて、ヘルニアへの引きがねになります。 この方面の咬合治療は世界中の誰も知らない西村オリジナルの世界です。
熊さんが誰の話を信じるかの問題です。 対合歯もないことですぐ抜けば話は終わります。 削って解決する範囲は超えています。 単に歯が伸びている問題と、歯槽骨が膨らんでいることも原因の一つになっています。
上の歯をそのままで、インプラントを下にいれたら症状は悪化します。 インプラントを下顎に植えるならば、上顎の歯の神経をとって歯冠をかなり短くし、左関節の最大の動きを確保するように入れる必要があります。 こんなことをどの歯科医に話しても理解を得られません。
西村先生
何とか無事カナダに舞い戻りました。 今回は本当にお世話になりました。先生の素晴らしい世界を体験できて、心から感謝しています。
術後、静岡と名古屋、富山の稽古会で左肩が楽に使え、今までのライバルに、大きく水をあける事が出来て、驚いています。 モウ一段強く成れそうな気がしています。新境地が見えてきました。
来年は時間を確り取りますのでよろしくお願いを致します。
西村塾の先生方、大変お世話になりました、この場をお借りして、お礼を申し上げます。
本当に良かったですね! これがオキちゃんワールドです。 世界でただ一人、西村だけの世界です。 先生が素直に西村を信用した結果です。 来年は反対側に同じ治療をし、さらに一つ加えた治療をいたします。 先生をさらなる上の剣道の世界へと身体条件を引き上げます。 西村の調整一つで、オリンピック予選を一位でテープを切った選手もいます。 6月の全身咬合学会で講師をすることになっていますが、知識を教えることは出来ても、技術、技能、思いを伝える難しい世界です。 剣道に非常によく似た世界です。 それで西村一代の治療法と思っています。 来年をお待ちしています。 西村
結果的にはカナダで抜かなくて良かったです。 骨の手術も必要で、これをしなかったらあそこまで効果が上がらなかったと思います。 熊先生はよっぽど運がいい人なのです。 この治療に出合わなくて、剣道を諦める人も多くいます。 佐藤博信先生の明治村四回目の優勝の陰の立役者が西村だったことが判るでしょう。 佐藤先生も原田源次先生のはがき、西村の手紙に素直に反応されました。 この素直な感性がないとこの治療を受けることは出来ません。 結局生き様が道を開くと言う事ですね。
一年後、今度は同様の処置を左にした。
全て順調です。 熊 2008年7月12日(土) 西村先生、
梅雨さなか、皆様お元気ですか、先日は抜歯手術大変お世話になりました。
帰国後、先週、無事抜糸もすみ、体調も最高に良いです。 お陰さまで、肩の痛み、重さも完全に消えました。
肩の力も一段と抜けて、竹刀操作が非常に楽に感じます。 ただ、楽過ぎて、感覚的に、戸惑うことすらありますが、稽古で慣れていけば、もう一段上がれそうな気がします。笑
やはり、先生は名人ですね。本当に有難うございました。
安心しました! 手術の最終結果を見届けていないと心配なものです。 肩が楽になって良かったですね。 この次は軽やかなる竹刀操作の先生に出会えそうですね。 来年の出会いを楽しみにしています。 西村
熊先生の掲示板から抜粋
『世の中にインターネットが普及したお陰で、見ず知らずの人々との剣道交流が始まった。一つは、岩手県の原田源治範士の生徒さん、Dr西村のグループだ。
Dr西村には二年をかけて、歯を抜いていただいたお陰で、慢性的に痛みが出ていた肩が楽になり、竹刀操作の脱力が完璧に近い状態に進化させる事が出来た。
現代医学では解明不可能な事だが、事実自分にとり物凄い効果が見られた事は紛れも無い真実だ。心より感謝している。
この方々とは通常の朝稽古の後、下の小道場で1時間近くお手合わせを頂いている。皆さん姿勢、太刀筋も良く、熱心な方々だ。楽しいお稽古が頂ける。
噛み合せと顎の動きからくる肩の問題点を解決したら、熊先生の肩が楽にスムーズに 動くようになった。 先生の本来持っている剣道ができるようになったのだ。 顔の歪みも消えていた。 今年の先生の指導稽古は素晴らしい動き、打ちだった。
京都大会立ち会い、最後の二組のうち、お二人は西村が歯を治療したからこそ、その年で健在で剣道ができるのだ。 お二人とも西村の意見を素直に聞かれ治療されたのだ。 どちらかと言うと、日本剣道界のお宝的存在の先生を西村が治療をさせていただいた。 西村が大好きな先生だから治療をした。 これは全国の剣道家へのプレゼントのつもりだった。
熊先生も同じだ。 カナダの剣道界へのプレゼントのつもりだ。
さて、熊先生が肩が楽になった、佐藤博信先生が肩が楽になった、永松陟先生が素晴らしい動きが出きる。 原田先生が肩が痛くて大変だったのが治った。 この後ろに、西村の存在があります。 これは西村の超能力に近い咬合治療能力です。
しかし、問題は何か? 西村の能力を自分の治療に生かす能力です。 それは、西村の言葉を素直に聞いてそれに従い任せきる能力。
師匠の言葉、指導を信じきって稽古に励む素直な心。 剣道も歯科治療も結局、極意は同じです。 『打つ前に死ぬ!』です。
|
|